日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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大事です 男と女の 別れ際

2013年10月11日 15時03分43秒 | 日記
 三鷹女子高生ストーカー殺人事件が世間を騒がせている。

 被害者の高校生が美人のタレントであり、親族に脚本家・劇作家・演出家の倉本聡氏(夫人は女優の平木久子)や前衛美術家・現代美術家の高松次郎氏(故人)などの有名人が多数いることも事件が衆目を集める一因であろう。

 一方、加害者の青年は京都に在住する日本人の父親(一説に在日コーリアン)とフィリピン人の母親をもつ所謂ハーフだそうであるが、この際加害青年の出自は事件の本質とはあまり関係ないだろう。

 二人はFacebookで知り合い、親密な交際を続けていたようだ。その証左として加害青年によってXVIDEOS(無料ポルノサイト)に投稿されたフェラ動画は既に削除されてはいるものの多くの人に閲覧されたそうである。被害者のアンダーヘアーも綺麗に処理されていたというから動画の投稿もあながち作り話ではないようだ。

 フェラとは言うまでもなくフェラチオのことで、文語的には「吸茎」、隠語として「尺八」、「F」、「フェラーリ」、などがある。フェラチオ (Fellatio) は、オーラルセックスの一種であり、性的関係においてパートナーが相手の陰茎を、口に含んだり舌を使うなどして刺激する行為である。とても18歳の女子高生がすることとは思えないがこれも当世の現実であろう。

 表では明るい性格で前向きな美少女が他人の眼からは見えない裏側では不純な性行為に耽り、最後は命まで失うことになったということを多くの同世代の少女たちは肝に銘ずるべきだろう。

 そんな親しい関係の二人だったのだが加害青年は被害者のアメリカ留学を契機に一方的に振られることになる。

 加害者と被害者の間のことは本人同士でなければ解らない。多感な青春時代の男女間の感情のもつれは誰しもが少なからず経験することであるが、それが殺人事件にまで発展してしまったことに今回の事件の特異性があるのではないだろうか。

 以前にも桶川の事件があってやっぱり殺される前の加害者と被害者はきわめて親しい間柄であった。この種の事件が起きると後から必ず警察の対応が問題になる。

 今回の事件でも杉並署と三鷹署の間の連携が問題視されているが、警察は男女間の揉め事を民事不介入という及び腰ではなくてストーカー事件として積極的に介入する姿勢を示すことが必要である。

 Facebookや出会い系サイトでいとも簡単に男女が出会える世の中である。安易に交際はできても殺されちゃったんでは身も蓋もない話である。

 若いもの同士であろうと熟年であろうと男と女は別れ際を綺麗にするのが一番大切なことである。