日々是好舌

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助平な先生さまが勢揃い

2011年11月24日 13時36分06秒 | 日記
静岡県では教職員の不祥事が続発している。
県の教育長は「万策尽きた」とか発言したそうだが、本当に万策尽きたのであれば、とっとと辞任して後進に道を譲るべきである。無能な者がいつまでも責任ある地位に留まるべきではない。

教え子の女生徒への準強制わいせつ罪で起訴された県立高校教諭森田ナニガシ(47歳)は、こともあろうに若手教諭の指導にあたる「アドバイザリーティーチャー」だったというから笑止千万だ。この森田という男の所業も論外だが、先生の先生にあたる「アドバイザリーティーチャー」に任用した者も任命責任を取るべきである。それが責任のある組織のとるべき姿である。
因みに、準強制わいせつ罪というのは、人の心神喪失や抵抗ができないことに乗じて、または暴行・脅迫によらずこれらの状態にして猥褻な行為をする罪。刑法第178条の1第1項が禁じ、6か月以上10年以下の懲役に処せられる。

解かりやすく言えば、無理やり手篭めにした強姦ではないが、教師という優越的な立場を利用して女生徒と性的な関係をもったということなのだろう。世に「むっつり助平」・・・無関心のふりをしながら、実際は好色である人・・・というくらいだから、森田ナニガシを「アドバイザリーティーチャー」に任命した者も森田の性癖は判らなかったのだろう。しかし、それでは想定外だったといって責任逃れをしてしまう原子力保安院や東電と同じになってしまう。

静岡県下の教育長・教育委員長らの分析では、教員の不祥事の主な原因は「教職員のストレス増加」「学校教育現場のコミュニケーションの希薄化」「教職員の多忙化」などとされているが、私には些か合点がいかないのである。

ストレスが増えたからといって学校の教師が幼い児童の下着を脱がせてデジカメで下腹部を写してよい訳が無い。
多忙だからといって万引きをしてよいはずもなく、これらの分析は上に立つ人たちの問題意識が少しピント外れになっているのではないかと思われる。

教職員が犯した性犯罪や窃盗の原因を「教職員」とか「学校」といった限られた枠の中で考えようとするところに無理があるのではないか。考える人が教育長やら教育委員長といった立場のこれまた「教育界」という限られた世界の人たちだから視野が狭くなるのではないだろうか。

もう少し広い視野で見る必要があるのではないだろうか。
「教職員のストレス増加」「学校教育現場のコミュニケーションの希薄化」「教職員の多忙化」が主な要因だと思うのなら、何故もっと相談に乗ってやれないのか。ストレスのガス抜きをしてやるためにたまには居酒屋で一杯やったらどうか。忙しすぎると思ったら業務に無駄は無いか点検したことはあるのか。
役人根性丸出しの上意下達に明け暮れていないのか。
現場の教職員にも問題は多いが、実はその上に立つ管理職にも問題があると思うのが私の見解である。

今の世の中で、教師は「聖職者」ではなく単なる「月給取り」であり、管理する校長や教頭も普通の人間として扱うべきである。極端な見方かもしれないが、ロリータ・コンプレックスの青年が己の卑しい欲望を達成する目的で小学校の教師になることだってあながち荒唐無稽な空想とは思えない。

つまり、今の教師というのは、子供のときから勉強、勉強のガリ勉君たちの中でも東大、京大には行けなかった二流どころの人たちが目指す職業になっているのではないだろうか。こうした中途半端なエリートというのは、すでに幼年期、少年期から鬱屈した精神の持ち主が多いものである。マザコンでロリコンの青年がいたってちっとも不思議ではない。

相手が子供であっても勉強を教えるのであるから先生は馬鹿では困る。かといって特別に優秀でなくても良いはずである。
私が言いたいのは、教職員に任用する人材をもう少し人物本位にしたらどうかということである。

つまり、大学の成績や採用試験の成績ばかりではなく、もっと性格や精神の健全性に重きを置いた選抜をするべきではないかとおもう次第である。

大学は2流、3流でもよいからストレスに強い性格、コミュニケーションのとれる社交性のある人材を選ぶべきであり、1年或いは2年間くらいは試用期間として適性を見極めた上で本採用するようにしたらどうか。

大体、大学を出たばかりの若僧を「先生、先生」と呼んで持ち上げるからいい気になるのである。もう少し謙虚な気持ちを持てるように若いうちは修行ををさせないといけないのである。教職員全体が今の特権意識を捨てるところから始めないと教育界の健全化は望めそうも無い。

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