多様な生物が生息する都立公園づくり
猿江恩賜公園の南側エリアでは、2つの池周辺の水辺環境、及び周辺の樹林地や草地環境を、その環境に依存する動植物の生育・生息地としてその低茎の抽水植物(水生植物のうち、水底に根を張り、茎の下部は水中にあるが、茎か葉の少なくとも一部が水上に突き出ているもの)のある浅瀬、水際や水辺の草地、湿潤な樹林地、かや場状草地など、多様な生き物が生息できる多様な環境としていきます。
上池
そだ柵について
右図のように、林内の表土が流れないよう、園内の植物管理で発生した枝を二重三重に絡めた柵をそだ柵といいます。へー
そだ柵の設置により、表土が湿潤に保たれます。
更に北東面から林床に光を入れることで、林床の植物の復活を促し、逆に西側は西日による乾燥を防ぐため、樹木を残します。
以上により、両生類が好む生息環境が維持・回復されます。
エコスタック
こちらは園内にて伐採した枝や落葉を利用し作成したエコスタックです。
エコスタックとは昆虫や爬虫類等のさまざまな生物の棲み処(すみか)です。
猿江恩賜公園では生物多様性事業の一環として、多様な生物や植物にとってのより良い環境作りに努めています。
ミニ木蔵
ようやくポプラが色付きました。
水位が低くなっていて、キンクロハジロがいません。
ほう イタリアポプラなんだ
(ヤナギ科/ハコヤナギ属)
樹高35m以上になる落葉高木。世界的にポプラ並木と言えば、この樹を差します。ふ~ん、指じゃないのか
雌雄異株で、雄株を挿し木で増やし樹形を統一するが、北海道などでは雌株が混じりタネが綿埃の様に舞う様が春の風物詩になる。
ダッハウ強制収容所(ドイツ)
樹高35m 直径1m 樹齢80年 いつのこと⁉