馬背岩(うまのせいわ)
宇連川の中央に露出する馬の背中を思わせる岩の高まりを馬背岩といいます。ほぼ南北方向に122mにわたって続いています。
1934(昭和9)年に国の天然記念物に指定されました。
中央を直線的に貫く垂直の岩は岩脈といい、安山岩でできています。周囲の岩石は凝灰岩です。
火山灰や火砕流が堆積してできた凝灰岩の割れ目にマグマが上昇してきて固まり、板状の岩体(がんみゃく)をつくりました。
階段のように見える割れ目はマグマが冷えて体積が縮むときにできたもので、断面が六角形をしています。柱状に割れるので柱状節理といいます。
岩脈をつくる安山岩は、まわりの凝灰岩より硬いため、川の侵食に耐えて、背骨のように飛び出しています。
設楽地方の激しい火山活動の後、南北方向から大きな力が働き、大地に多数の南北性の割れ目ができ、そこにマグマが上昇してきました。
岩脈(がんみゃく)
名号岩と名号池
馬というより恐竜のようだ
先の方は、草が生い茂っている。
この辺もあまり来ないのだろう。
凝灰岩と安山岩
恐竜だよね
名号岩と名号池
説明
第三期ノ集塊質凝灰岩ヲ貫キテ・・・ 昭和九年 文部省
吊り橋側に移動しました。案内板はこちらにありました。
大滝
浮石 石が浮いている⁉
吊り橋からの馬背岩
はづ別館に帰りました。
部屋からも岩脈が見えました