2007年10月20日(土曜日)
寒くなりましたネ。
つれあいの健さんは、熱を出して
ダウンしてます。
昨日から、国道8号線の
白金交差点から気比神宮前までの
区間700メートルで
2車線での実証実験がはじまりました。
8号バイパス開通にともない、
8号線の交通量が減少することから、
4車線から2車線にした場合の
動向を探るためとか・・
20・21日の両日は、イベントも
開催されます。
駐車場にはフリーマーケットや屋台が出店。
ベロタクシーも無料で走るとのこと。
(この寒空に乗る人はいるのかな・・
タダだと、市民は乗るかもね)
そして、この日はJR直流化からちょうど1年。
各新聞も、この「JR直流化から1年」の
特集記事を掲載しています。
どのメディアも、1年間で何が変わったのか、
結局何も変わっていないといった、内容。
中日新聞は見出しがなんと、
「快走/迷走」
駅舎の改築問題に言及しています。
毎日新聞にはわたしのコメントが
載りました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
新快速1年:敦賀はいま/下
行政主導の目玉事業 /福井
◇開業効果薄れ勢いなし
駅舎改築も新幹線で棚上げ
新快速電車の乗り入れに合わせ、昨年以降、
行政主導で観光・まちづくりのさまざまな
目玉事業が企画された。
多額の予算が投入される一方で、
期待通りの結果が表れていない事業も続出している。
敦賀駅前で接続して観光地を巡るバスは、
まずまずの成果。
「ぐるっと敦賀周遊バス」は、敦賀市内の港や
土産物街、温泉施設などを一律200円で巡り、
土日祝日限定で運行した昨年度(10~3月)
は1便平均約30人、平日にも広げた今年度は
同12・5人の利用があった。
三方五湖をはじめとする美浜、若狭両町内の
観光地を1日かけて巡る「ラムサール号」
(大人4980円)は、
定員27人に対して20人以上が埋まる日もある。
ただ、両バスとも開業効果が薄れて
当初の勢いはない上、
自治体からの補助金に大きく依存。
長期的に継続できるかどうかは不透明だ。
敦賀市などが4月から導入した
自転車タクシー(ベロタクシー)は、
割高な料金や裏通りを走るコース設定などが
災いしてか、「乗客ゼロ」の日も。
県が所有する別型の自転車タクシー1台は、
ほとんど活用されないまま
市内の倉庫に保管されていた。
県などが打ち出す、敦賀駅から港まで通じる
貨物線路を活用した観光客向けの「DMV」
(軌道、車道の双方を走れる車両)は、
車両自体が実用化されていないため、
導入のめどが立っていない。
若狭湾観光連盟が駅前商店街に開設した
観光案内所は、期間限定だったため2カ月間で
閉鎖され、元の空き店舗に戻ってしまった。
さらに最大の誤算は、敦賀駅の改築問題。
1951年に完成した駅舎は老朽化が進み、
エスカレーターなどもない。
「新快速のターミナル、市の玄関口として
ふさわしい駅舎を」との機運が
乗り入れ前から盛り上がり、市が中心となって
10年度の完成を目指して設計を開始した。
ところが今秋、市は「北陸新幹線の延伸が
現実味を帯びてきた」として、
新幹線を前提にしていない現計画を急きょ棚上げ。
新幹線工事との二重投資を避けるため、
今後10年以上、
現駅舎を使い続ける可能性も出てきた。
◇ ◇
一連のまちづくり策について、
今大地晴美・敦賀市議は
「珍しいものを調査不足のまま取り入れて、
うまくいかないのが敦賀のパターン。
10年、20年先のまちの姿を考えないと、
結局は同じことの繰り返しになる」と指摘する。
この1年の教訓をきちんと検証し、
まちの発展につなげていけるのか。
敦賀には息の長い対応が求められている。
(この企画は平野光芳が担当しました)
毎日新聞 2007年10月20日
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
あたらしもん好きといわれる
敦賀人気質・・
しかし、いつも長続きしないのも特徴!
目先の利益より
100年後のこどもたちに
敦賀のなにを伝えるのかを
腰をすえて考えることが求められている。
寒くなりましたネ。
つれあいの健さんは、熱を出して
ダウンしてます。
昨日から、国道8号線の
白金交差点から気比神宮前までの
区間700メートルで
2車線での実証実験がはじまりました。
8号バイパス開通にともない、
8号線の交通量が減少することから、
4車線から2車線にした場合の
動向を探るためとか・・
20・21日の両日は、イベントも
開催されます。
駐車場にはフリーマーケットや屋台が出店。
ベロタクシーも無料で走るとのこと。
(この寒空に乗る人はいるのかな・・
タダだと、市民は乗るかもね)
そして、この日はJR直流化からちょうど1年。
各新聞も、この「JR直流化から1年」の
特集記事を掲載しています。
どのメディアも、1年間で何が変わったのか、
結局何も変わっていないといった、内容。
中日新聞は見出しがなんと、
「快走/迷走」
駅舎の改築問題に言及しています。
毎日新聞にはわたしのコメントが
載りました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
新快速1年:敦賀はいま/下
行政主導の目玉事業 /福井
◇開業効果薄れ勢いなし
駅舎改築も新幹線で棚上げ
新快速電車の乗り入れに合わせ、昨年以降、
行政主導で観光・まちづくりのさまざまな
目玉事業が企画された。
多額の予算が投入される一方で、
期待通りの結果が表れていない事業も続出している。
敦賀駅前で接続して観光地を巡るバスは、
まずまずの成果。
「ぐるっと敦賀周遊バス」は、敦賀市内の港や
土産物街、温泉施設などを一律200円で巡り、
土日祝日限定で運行した昨年度(10~3月)
は1便平均約30人、平日にも広げた今年度は
同12・5人の利用があった。
三方五湖をはじめとする美浜、若狭両町内の
観光地を1日かけて巡る「ラムサール号」
(大人4980円)は、
定員27人に対して20人以上が埋まる日もある。
ただ、両バスとも開業効果が薄れて
当初の勢いはない上、
自治体からの補助金に大きく依存。
長期的に継続できるかどうかは不透明だ。
敦賀市などが4月から導入した
自転車タクシー(ベロタクシー)は、
割高な料金や裏通りを走るコース設定などが
災いしてか、「乗客ゼロ」の日も。
県が所有する別型の自転車タクシー1台は、
ほとんど活用されないまま
市内の倉庫に保管されていた。
県などが打ち出す、敦賀駅から港まで通じる
貨物線路を活用した観光客向けの「DMV」
(軌道、車道の双方を走れる車両)は、
車両自体が実用化されていないため、
導入のめどが立っていない。
若狭湾観光連盟が駅前商店街に開設した
観光案内所は、期間限定だったため2カ月間で
閉鎖され、元の空き店舗に戻ってしまった。
さらに最大の誤算は、敦賀駅の改築問題。
1951年に完成した駅舎は老朽化が進み、
エスカレーターなどもない。
「新快速のターミナル、市の玄関口として
ふさわしい駅舎を」との機運が
乗り入れ前から盛り上がり、市が中心となって
10年度の完成を目指して設計を開始した。
ところが今秋、市は「北陸新幹線の延伸が
現実味を帯びてきた」として、
新幹線を前提にしていない現計画を急きょ棚上げ。
新幹線工事との二重投資を避けるため、
今後10年以上、
現駅舎を使い続ける可能性も出てきた。
◇ ◇
一連のまちづくり策について、
今大地晴美・敦賀市議は
「珍しいものを調査不足のまま取り入れて、
うまくいかないのが敦賀のパターン。
10年、20年先のまちの姿を考えないと、
結局は同じことの繰り返しになる」と指摘する。
この1年の教訓をきちんと検証し、
まちの発展につなげていけるのか。
敦賀には息の長い対応が求められている。
(この企画は平野光芳が担当しました)
毎日新聞 2007年10月20日
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
あたらしもん好きといわれる
敦賀人気質・・
しかし、いつも長続きしないのも特徴!
目先の利益より
100年後のこどもたちに
敦賀のなにを伝えるのかを
腰をすえて考えることが求められている。