2007年10月28日(日曜日)
決算特別委員会にむけて
2006年度の決算書とにらめっこの日々・・
6月14日のブログに載せた毎日新聞の
特集記事は、「福井発・原発収支決算=交付金=」
敦賀市職員のうち7人に1人の給与が、
原発立地で受ける国の電源3法交付金から
出ているという内容だ。
市の人件費(05年度一般会計)は
53億4784万円。
7分の1に当たる7億8313万円が
3法に基づく電源立地地域対策交付金。
さらに、特別会計枠の市立敦賀病院の
人件費3億3600万円も交付金で、
05年度に人件費に消えた総額は11億1913万円。
同年度に交付された総額約25億6000万円の、
4割以上になる。
2007年度の決算書の歳入の
国庫補助金から、電源立地地域対策交付金を
拾い出したところ、
32億3848万円となった。
しかし、決算書からは、交付金で
まかなわれた給与費を読み取ることはできない。
今回の決算特別委員会には、
交付金の詳細な資料を要求するつもりである。
さて、決算特別委員会の委員になった
ある新人議員が、先輩議員に尋ねたそうな。
「委員会までにどんな勉強をしていけばいいのか」と・・
曰く「別に何もせんでもええ」
すでに予算執行されているし、
いまさら何を言っても無駄!!という
意味らしい。
審議する議員がこのような認識では
行政からバカにされてもしかたがない・・
理事者側が議会を軽んじていると
議運で問題になっているけれど
そのまえに、議員の仕事をきちんと
やっていないんだもの・・
バカにされて当然!でしょう。
本来、決算の審議は次年度の予算に
反映させるためにおこなうもの。
残念ながら、敦賀市ではいまだに
12月議会で議決するやりかただ。
一般質問や決算の反対討論でも
「決算は9月議会で」と
発言しているが、なかなか実現しない。
すでに各課では、予算編成方針にあわせ
08年度の予算要求書が提出されるころだ。
結局、前年度の決算が次年度に
活かされないままということになる。
さてさて、問題は山積みだけど
細かい数字との格闘で、目はしょぼしょぼ、
肩こりはひどくなるし、
今日は、決算書と目をあわせないように
するつもりです。