専決処分
2010-08-25 | 議会
2010年8月25日(水曜日)
鹿児島県は阿久根市の竹原市長と市議会、
ひさしぶりの議会も大荒れのようだ。
竹原市長は、議会を召集せぬまま、
専決処分を繰り返してきた。
地方自治法179条を逆手にとっての専決処分である。
次の議会を開くまで待てない緊急をようする場合などに
地方公共団体の長に認められている権限が専決処分である。
阿久根市の場合は、竹原市長の
「マスコミが議場に入っている」という考えられないような
理由をつけての独断である。
やっと開催された臨時議会でも、地方自治法の定めで
退席しなければならない人事案件である副市長を
(副市長を決めたのも専決処分)退席させない!
ともめにもめた。
インタビューでは、市長がいれば議会はいらないと
言い切る市民の姿も映し出されていた。
市長のリコールを求める署名活動も1週間で
法定数を軽く超えたそうだ。
市民が政治への関心を高めたことは、確かである。
名古屋の河村市長や橋本大阪府知事もしかり・・・
市民の選んだ首長だからこそ、かなり危険なにおいが
プンプンする3人・・・
まっ、議会がもっときちんと機能していれば
このような愚考も蛮行もおこらなかったのも確かだけれど・・・