はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

新幹線で失うものの方が多い気がするけど・・・

2015-02-28 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

新幹線ができると、これまでのJRの路線は第三セクター化されてしまう。

その運営は路線の自治体が担うことになり、

負担が自治体の財政を圧迫するという事例は、いたるところで見受けられる。

それ以外に、第三セクターになると何が起こるのか・・・

JRの鈍行(今は鈍行っていわないんだね)1日中乗り放題の

「青春18きっぷ」をつかえない路線ができるんだそうだ。

「青春18きっぷでは北陸に行けない」 新幹線開業の裏で鉄道ファンの悲嘆

という記事に載っていた。

今回問題になるのは、北陸新幹線開業でJRの在来線が第三セクターに移管される区間だ。具体的には、信越本線の長野―直江津間と、北陸本線の直江津―金沢間が該当する。この区間はしなの鉄道、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道の4社が引き継ぐ。JRではなくなるため、長野から日本海側を走る総距離およそ290キロの路線が18きっぷの対象から外れるのだ。長野から金沢まで4社の路線を利用した場合、おとな片道運賃は単純計算で4820円となる。

青春18きっぷは5回分で 11,850円だから1回分の料金は2,370円。

つまり2倍強の値段になってしまうというわけだ。

わたしも昔は、ずいぶんとこの18きっぷのお世話になった。

友人はこの切符1枚で、四国は高松までいって

讃岐うどんを食べてきたと自慢していたなぁ・・・

 

北陸新幹線はゴージャスな内装もご自慢のひとつらしい。

敦賀まで延伸、しかも前倒し開業と気勢を上げる方々も多いが

敦賀市民にとっては、デメリットの方が多い新幹線である。

すでに葉原からのトンネル工事に着手しているが

今後、第三セクターになった時の自治体の負担金や

これまでの路線の運行状況はどうなるのかといった

市民の知りたいことは、まだ決まっていないというばかりである。

 

先日、金沢市へ行ったとき、タクシーの運転手さんが言っていた。

「新幹線、敦賀まで伸びるそうやけど、

客さんはみんな金沢で降りるから・・・」

きっと、福井県まで行く人はおらんで~と言いたかったようだ。

新幹線の明るい(?)未来で、原発のマイナスイメージは

払しょくできないと思うのは、わたしだけだろうか・・・

 

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2月27日(金)のつぶやき

2015-02-28 | 脱原発

4年目の3月11日 あなたは何を祈りますか・・・ goo.gl/ZQmuJQ


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