テレビを、見ない人である。
もちろん「わたし」が・・・だ。
だから、みんなが熱狂しまくっているオリンピックの
様子だって、ネットのニュースか新聞で知ることになる。
唯一、動画で見たのがシンクロだ。
スポーツ観戦が嫌いと言うわけではない。
それなりに感動するし、すごいなぁ・・・と思う。
ただ、スポーツよりも本を読む方が好きなだけなのだ。
我が家でスポーツ大好き人間は、
健さんと2番目の娘である。
大好きのみならず、スポーツが得意でもある。
卓球、剣道、陸上、水泳、野球、ボーリング・・・
どんなスポーツであれ、人並み以上にできるもんだから
一つに絞り切れず、ハイレベルに達することが、
出来なかったんじゃないかと、考察するわたしである。
その健さんの遺伝子を濃く受け継いだ娘は、
保育園のとき、生まれて初めてアイススケートをした。
家族で、サンピアのスケートリンクに行ったのだ。
ほかの二人の子どもたちは、
フェンスから離れることさえできない中、
なんと! 後ろ向きに滑っていたのである。
息子と野球をするのが夢だった健さんは、
野球のグローブやバットなどを買いそろえたけれど
保育園児の息子は、シンセサイザーがほしいといい、
ピアノ教室へ通った。
くだんの野球セットで、健さんと
キャッチボールをしたのも娘である。
現在、その娘の夢は、ホノルルマラソンに出ることだという。
早朝にジョギングもしているらしい。
頭のてっぺんから、つま先まで、
どこを探してもスポーツの塵ひとつ、
ついていないわたしからすれば、すごい!
としか言いようがない。
オリンピックも明日が、閉会式。
暑い夏が終われば、いよいよ9月・・・
氣比さん祭りが始まる。