金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【大山ヒルズ便り】 放牧中のコントレイルの独り言 ④

2020-12-25 06:52:16 | 競馬

 本日のコントレイル君の独り言のテーマは、最大のライバル『サリオス』

 

「今日は、サリオス君について、ですか‥」

サリオス君は強いです。皐月賞の時、自分は、はじめて本気で走りましたが、あれは彼の強さ故です」

彼の強さの根源は、まずはスピードの絶対値。そして、いつでも好位置が取れるレースセンスの良さです。彼が勝った朝日杯FSや、皐月賞の時は、その強さがすべて出ていました。ダービーの時は、珍しく、外枠が響いたのか、後方の位置取りとなりましたが、しっかり脚を溜めて、余裕の2着に差し込んできましたどんな形でもレースが出来るのが彼の良さだと思います」

「彼の力からすれば、毎日王冠の楽勝は当然と言えます。ただ、次のマイルCSは、さすがにマイルGⅠのラップの踏み方に戸惑ったと思います。2400mのダービーを走り、そのあとでスローの1800mを経験して、いきなりハイラップのマイルGⅠでは戸惑うのは当たり前。次のレースに注目しましょう。当然に変わってくると思います」

彼の適性距離は1600~1800mで、2000mでも強いレースが出来ると思います。マイル路線を進むのならば、次は1400mくらいのGⅡかGⅢを一度使ってから、安田記念あたりに行くのが良いのではないでしょうか」

「私の適性距離は1800~2200mあたりだと思うので、彼とはもう一度、1800~2000mくらいで再戦したいですね。大阪杯あたりならば、お互い良い勝負になると思います」

 

 同期の話を続けるうちに、コントレイル君に闘志が戻ってきた感じです。この独り言シリーズは、また年末年始にお届けしたいと思います。


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