金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 9月9日~10日

2023-09-10 15:52:18 | 競馬

 土曜日は阪神1Rダート1400mを勝ったドレフォン産駒オーケーカルメン好スタートから3番手追走へ。直線に入るとまず、2番手からリアルスティール産駒チカッパが抜け出して、そのまま押し切りを図りますが、そこにオーケーカルメンが並びかけます。ゴール手前でオーケーカルメンが交わして1馬身差で勝利。ダート良の勝ちタイムは1分26秒5。2着チカッパから3馬身1/2差の3着には、6番手から差してきたラブリーデイ産駒ヤマニンアラクリア

 

 阪神2R芝1400m牝馬限定を勝ったモーリス産駒バウンシーステップ5番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からアンテロ産駒ロゼフロアが先頭に立ち、その横からリアルスティール産駒オウバイトウリがこれに並びかけます。さらに大外からバウンシーステップが、この2頭をまとめて交わしてクビ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分21秒6。2着にはロゼフロア、クビ差の3着にはオウバイトウリ

 

 中山2R芝1600mを勝ったヴィクトワールピサ産駒ララヴィエルジュ4番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたモーリス産駒カリーシがそのまま押し切りを図りますが、その外からララヴィエルジュが猛然と追い込んできて、これを交わして3/4馬身差で勝利。重馬場の勝ちタイムは1分34秒7。2着カリーシから2馬身差の3着には、後方から追い込んできたオルフェーヴル産駒ソルベット

 

 阪神3R芝2000mを勝ったエピファネイア産駒アクアヴァーナル最後方待機で脚を溜めます。3コーナー手前から前に進出、2番手へ。直線に入ると早め先頭に立ちます。これを追ってキズナ産駒ペンナヴェローチェが並びかけますが、ラストまで抜かせずにアタマ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは2分1秒9。2着ペンナヴェローチェから1馬身差の3着には、後方から追い込んできたカリフォルニアクローム産駒エルフストラック

 

 中山3Rダート1800mを勝ったカリフォルニアクローム産駒オーケーソニック好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたレイデオロ産駒アスプリージャがそのまま押し切りを図りますが、オーケーソニックが徐々に差を詰めて、ゴール手前でクビ差交わして勝利。ダート重の勝ちタイムは1分54秒5。2着アスプリージャから2馬身1/2差の3着には、6番手から追い込んできたリアルインパクト産駒モンサンアクシア

 

 阪神4Rダート1800mを勝ったアジアエクスプレス産駒メイショウキルギス好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、2番手からパイロ産駒アーロンイメルが追いかけてきて、また大外からイントゥミスチーフ産駒ルディックが猛然と追い込んできますが、これらに1馬身1/4差をつけて逃げ切り勝ち。ダート良の勝ちタイムは1分57秒2。2着にはルディック、1/2馬身差の3着にアーロンイメル

 

 中山4Rダート1200m新馬を勝ったヘニーヒューズ産駒グラシリティ中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたシニスターミニスター産駒カネトシゴウトがそのまま押し切りを図りますが、グラシリティが猛然とこれを追いかけて、ゴール手前で交わし1馬身1/2差で快勝。ダート重の勝ちタイムは1分13秒0。2着カネトシゴウトから1馬身3/4差の3着には、4番手からヘニーヒューズ産駒ネオゴールド

 

 阪神5R芝1400m新馬を勝ったアドミラブル産駒メイショウサチダケ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続に3馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分22秒9。2着には、4番手からロードカナロア産駒アスティスプマンテ、ハナ差の3着には、3番手からリアルスティール産駒ミクロフィラム新種牡馬アドミラブルは、産駒のJRA初勝利となりました。

 

 中山5R芝2000m新馬を勝ったエピファネイア産駒フォルラニー二好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたゴールドアクター産駒エクセルゴールドとの激しい競り合いになります。残り50mのところで、フォルラニー二が抜け出して3馬身1/2差で完勝。重馬場の勝ちタイムは2分2秒7。2着エクセルゴールドから1馬身1/4差の3着には、5番手から差してきたゴールデンホーン産駒ヘザルフェン勝ったフォルラニー二は、サトノダイヤモンドの近親で、さらに距離が伸びても楽しみ。地力が高いので消耗戦も歓迎だと思います。

 

 中山8R芝1600mアスター賞(2歳1勝クラス)を勝ったディスクリートキャット産駒キャットファイト好スタートから3番手追走へ。逃げたフェンダーの前半3ハロンのラップは35秒0。直線に入ると、逃げたフェンダーの横からキャットファイトが早め先頭に立って、そのまま後続に5馬身差をつけて圧勝。稍重ながら勝ちタイムは1分33秒1と2歳レコード。2着には2番手からルーラーシップ産駒バスターコール、1馬身1/4差の3着には、4番手からニューイヤーズデイ産駒ベストオブユー

 勝ったキャットファイトは、6月4日の府中デビュー戦で、あのボンドガールの6着に敗れた後、8月の新潟で勝ち上がった牝馬開幕週とは言え、稍重にも関わらず2歳レコードで勝ったので、2歳牝馬路線に名乗りを上げたと言えます。それにしても、ここでもボンドガールの評価が相対的に上がる結果に6月4日府中の新馬戦は、今年度の「伝説の新馬戦」になりそう。

 

 日曜日は中山1Rダート1200mを勝ったマクフィ産駒ホーリーブライト好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたシャンハイボビー産駒カラフルメロディーに並びかけて、激しい競り合いに。ゴール前でホーリーブライトが抜け出して1馬身1/4差で勝利。ダート稍重の勝ちタイムは1分12秒2。2着カラフルメロディーから3/4馬身差の3着には、3番手からゴールデンマンデラ産駒ヨッコサン

 

 阪神2R芝1600mを勝ったモーリス産駒コートリーバウ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ってもスピードは緩まず、後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分35秒9。2着には2番手からミッキーアイル産駒ナムラエデン、クビ差の3着には5番手からディーマジェスティ産駒サンウリエル

 

 中山2R芝2000mを勝ったリオンディーズ産駒コイヌール4番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、キズナ産駒カイトグートが先頭に立ちますが、その内側からコイヌールが抜け出します。大外から最後方にいたワールドエース産駒アバンデルが鋭く追い込んできますが、ゴール前でアタマ差だけ凌いでコイヌールが勝利。良の勝ちタイムは2分0秒6。2着アバンデルから4馬身差の3着にカイトグート

 

 阪神3Rダート1800mを勝ったドレフォン産駒アンデスビエント好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分56秒5。2着には2番手からマジェスティックウォリアー産駒オーシンスキャット、8馬身差の3着には、4番手からデクラレーションオブウォー産駒キタノマディソン

 

 中山3Rダート1800m新馬を勝ったシルバーステート産駒ネオシルバー中団待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、モデルハントが先頭に立ちますが、それを交わしてネオシルバーが抜け出します。後方からマジェスティックウォリアー産駒ディアスポラが追い込んできますが、これを1/2馬身差で凌いでネオシルバーが勝利。ダート稍重の勝ちタイムは1分56秒4。2着ディアスポラから1馬身1/2差の3着には、中団から差してきたオルフェーヴル産駒ヘヴンリーハンド

 

 阪神4R芝1600m新馬牝馬限定を勝ったエピファネイア産駒ビーグラッド好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分34秒8。2着には3番手からキタサンブラック産駒ニエキヤ、1馬身1/2差の3着には、中団後方から差してきたリアルインパクト産駒ラガークイン勝ったビーグラッドは、好センスでスピードもあり、2歳牝馬重賞路線で活躍が期待できる素材です。覚えておきましょう。

 

 阪神5R芝1800m新馬を勝ったコンスティチューション産駒サークルオブジョイ5番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、馬場の中央から早め先頭に立ちます。外からロードカナロア産駒ブラーヴイストワルが追い込んできますが、これを1/2馬身差に凌いで勝利。良の勝ちタイムは1分48秒3。2着ブラーヴイストワルから2馬身1/2差の3着には、2番手から粘ったパゴ産駒プエルタアスール

 

 中山5R芝1600m新馬を勝ったキズナ産駒シックスペンス好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、馬場の最内を突いて先頭に立ちますが、外からジャスティファイ産駒アタラヨも鋭く迫ってきます。ゴール前では、これをアタマ差抑えてシックスペンスが勝利。良の勝ちタイムは1分37秒1。2着アタラヨから1馬身1/4差の3着には、後方から追い込んできたアドマイヤムーン産駒オーヴァーザトップ勝ったシックスペンスは、八分の出来ながらキッチリ勝ち切りました。レースセンス良く、さらに上積みがあると思いますので次戦が楽しみ

 

 


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【競馬】 セントウルステークス(GⅡ)と京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)!

2023-09-10 01:09:12 | 競馬

 まずは阪神のセントウルSGⅠスプリンターズSのトライアルレースであります。

 開幕週の良好な馬場に、前々から攻めたいアグリジャングロテイエムスパーダなどの快速馬が揃いました。馬場が良い分、位置取り争いも過熱する可能性が大きいと思います。

 狙ってみたいのは、3歳牡馬のグレーターロンドン産駒①ロンドンプラン。前走の北九州記念では、先行有利の展開で、最後方から8着まで追い込んで見せました。もう1頭は、同じく3歳牡馬のビッグアーサー産駒⑥ビッグシーザー。芝1200mのスペシャリストで、父ビッグアーサーの後継者候補。速い流れならば、着実に差してきてくれそう。

 さらに1頭加えるならば、短距離の差し馬、4歳牡馬のエイシンヒカリ産駒⑦エイシンポッター。前走のCBC賞は、前残りの展開で、最後方から最速の上りで6着。この馬も展開が向きそう。

 馬券は、まずは①ロンドンプランと⑥ビッグシーザーの馬連1点 ①⑥ とワイド1点 ①⑥それから⑦エイシンポッターも加えた三連複1点 ①⑥⑦

 短距離路線に、ニューヒーローが誕生するか⁉

 

 次は中山の京成杯AH中山マイルという奇天烈なコースのGⅢ。したがって、中山巧者が有利なことは間違いないのですが、気を付けなければいけないのは、9月の中山の芝は野芝だけなので軽い芝だということ。12月1月3月の中山の芝は重い芝なので、その時とはコース適性が微妙に異なるということは忘れてはなりません。

 有力馬としては、中山巧者の4歳牡馬⑤インダストリア。上り馬の4歳牡馬⑧アスクコンナモンダ。59㎏でもGⅠ常連組の②ソウルラッシュ。中山マイルのターコイズS2連覇中の6歳牝馬③ミスニューヨーク。古豪の6歳牡馬⑩ウイングレイテスト。マイルで開眼した6歳騙馬⑨ラインベック

 狙いたいのは、6歳騙馬⑨ラインベック好位から差す競馬でマイルで開眼しました。開幕週の中山の芝、しかも軽い野芝であれば、ラインベックにとってはベストの条件

 馬券は、本命⑨ラインベック頭固定の三連単20点 ⑨⇒⑤⑧②③⑩

 

 

 


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