金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 関屋記念・小倉記念

2024-08-12 01:50:29 | 競馬

 

 まずは中京の小倉記念勝ったのは、1番人気でキングヘイロー産駒の6歳牡馬リフレーミング。中団後方待機で脚を溜めます。逃げたテーオーシリウスの前半1000mのラップは57秒6とかなりのハイペースに。直線に入るとまず、2番手からイスラボニータ産駒コスタボニータが先頭に立ち、そのまま押し切りを図ります。そこに外からリフレーミングが迫り、ゴール手前でクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分56秒5のコースレコード。2着コスタボニータから3/4馬身差の3着には、6番手から差してきたディープインパクト産駒ディープモンスター

 勝ったリフレーミングは、6歳にして嬉しい重賞初勝利絶妙のタイミングでの仕掛けが勝因であり、川田将雅騎手の好騎乗が光りました。

 2着のコスタボニータは、前半のハイペースをこなしながら2番手から惜しい2着でしたから、最も強い内容だったのはこの馬。3着ディープモンスターも、斥量が勝ち馬よりも1.5㎏重い58.5㎏だったことを思えば、勝ちに等しい内容だったと言えると思います。

 

 

 そして新潟の関屋記念勝ったのは、イスラボニータ産駒の5歳牡馬トゥードジボン。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは35秒4と上手くスローペースに落とします。直線に入ると、残り400mのところからスピードを加速。後続を突き放して、そのまま1馬身1/2差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分32秒9。2着には4番手からリオンディーズ産駒ディオ、1/2馬身差の3着には、最後方から大外を追い込んできたワールドエース産駒ジュンブロッサム、クビ差の4着には7番手からロジリオン、アタマ差5着にプレサージュリフト

 勝ったトゥードジボンは、嬉しい重賞初勝利鞍上の松山弘平騎手による絶妙のペース配分が勝因でありました。この勝利と前走の米子Sの勝利と合わせて、夏のマイルチャンピオンを決める闘いでもトップに立ちました。

 2着ディオも前々からレースを進めたことが好走理由。前回の米子Sとほぼ同じ展開となって前走同様の2着に。逆に3着の1番人気ジュンブロッサムは、最後方から大外を回して最速上り32秒5での結果ですから、最も強い内容でした。次走に期待しましょう。

 

 


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