金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 キーンランドC・新潟2歳S

2024-08-26 02:50:37 | 競馬

 

 まずは新潟2歳S勝ったのは、パゴ産駒トータルクラリティ。好スタートから3番手追走へ。逃げたシンフォーエバーの前半3ハロンのラップは35秒0とかなりユッタリしたペースに。直線に入ると、残り400mのところで、馬場の中央からトータルクラリティが先頭に立ちます。さらに外からサートゥルナーリア産駒コートアリシアンが並びかけ、いったん前に出ます。しかし、残り50mのところでトータルクラリティが内から差し返して1/2馬身差で勝利。良の勝ちタイムは1分34秒2。2着コートアリシアンから3馬身差の3着には、10番手から差してきたエピファネイア産駒プロクレイア

 勝ったトータルクラリティは、いったん交わされながら、再度差し返すという勝負根性を見せました。パゴ産駒として久々の大物の誕生か。ただし、勝ちタイムや上りタイムは平凡でしたので、全体的にレースレベルが低かった可能性は否めません

 2着コートアリシアンは惜しい2着。地力があるところは見せました。ただ、直線での競り合いになって、少したじろぐ素振りを見せるなど、まだ幼い感じ。ストレスなく走れる時は鋭い切れ味が出ますが、ロングスパート合戦のような消耗戦は不向きだと思います。3着プロクレイアは、スローペースを最後方から進んで良く伸びての3着ですから、評価して良いと思います。

 

 

 そして札幌のキーンランドC勝ったのは、ロードカナロア産駒の5歳牡馬サトノレーヴ。好スタートから4番手追走へ。逃げたセッションの前半3ハロンのラップは33秒6と平均ペース。直線に入ると、サトノレーヴが馬場の中央から堂々と抜け出して、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分7秒9。2着には、8番手から差してきたエイシンヒカリ産駒エイシンスポッター、ハナ差の3着には、最後方から大外を追い込んできたディスクリートキャット産駒オオバンブルマイ、クビ差の4着が後方差しのモリノドリーム、さらにクビ差5着が、5番手から最内を突いたナムラクレア

 勝ったサトノブレーヴは、函館SSに続いて重賞2連勝。しかも、スプリント重賞で1馬身1/2差という圧勝の内容です。これで芝1200mでは8戦7勝2着1回5歳で本格化したロードカナロア産駒が、このままスプリント路線を征服していくのか。9月のGⅠスプリンターズSが楽しみになりました。

 2着エイシンスポッター、3着オオバンブルマイ、4着モリノドリームは、持ち味を出したレース。モレイラ騎手、武豊騎手、ルメール騎手ですから、騎手の力と言うことも出来ます。

 1番人気で5着に敗れたナムラクレアは、少し太い馬体でしたので、本番ではギリギリに仕上げてくると思います。軽視は禁物。

 

 


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【2歳戦回顧】 8月24日~25日

2024-08-25 15:53:41 | 競馬

 

 土曜日は中京1R芝1600mを勝ったジャスタウェイ産駒の牝馬ラヴァブル。好スタートから3番手追走へ。逃げたダブルシルバーの前半3ハロンのラップは35秒8とスローの流れに。直線に入ると、馬場の内側からラヴァブルが先頭に立ち抜け出します。そこにウインブライト産駒マイネルフルムーンが迫ってきますが、これに1/2馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分35秒3。2着マイネルフルムーンから1馬身1/2差の3着には、後方から追い込んできたアジアエクスプレス産駒スナークピカソ

 

 札幌1R芝1200mを勝ったロードカナロア産駒ロードヴェルト。4番手追走で脚を溜めます。逃げたシルバーステート産駒ラッキーカムカムの前半3ハロンのラップは34秒9と平均ペース。直線に入るとまず、3番手からロジャーバローズ産駒カウンターセブンが先頭に立ちます。その内側からロードヴェルトが並びかけ、クビ差前に出たところがゴール。良の勝ちタイムは1分9秒7。2着カウンターセブンから5馬身差の3着には逃げたラッキーカムカム

 

 新潟1R芝1600mを勝ったアドマイヤマーズ産駒の牝馬カポレイラ。4番手追走で脚を溜めます。逃げたミッキーアイル産駒マイネルステラ―との前半3ハロンのラップは35秒1とややスローの展開に。直線に入ると、マイネルストラートがそのまま逃げ切りを図ります。これをカポレイラとドレフォン産駒エンペラーズソードの2頭が追いかけて、ゴール手前でカポレイラがマイネルストラートを1/2馬身交わして勝利。良の勝ちタイムは1分34秒8。2着マイネルストラートからクビ差の3着にはエンペラーズソード

 

 札幌2R芝1800mを勝ったウインブライト産駒ローレルオーブ。6番手追走で脚を溜めます。逃げたフランケル産駒アルハイルフォードの前半1000mのラップは1分0秒2。直線に入ると、アルハイルフォードがそのまま押し切りを図ります。これをサングレーザー産駒アースグレーザーが追いかけて残り100mのところで交わしますが、これを大外からローレルオーブが豪快に差し切ってハナ差で勝利。良の勝ちタイムは1分50秒2。2着アースグレーザーからクビ差の3着には逃げたアルハイルフォード

 

 中京5R芝1600m新馬を勝ったオルフェーヴル産駒の牝馬ショウナンラフィネ。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは36秒4とスローの流れに。直線に入ると、逃げ粘るショウナンラフィネの外からサトノダイヤモンド産駒ランフォースマイルが並びかけ、激しい競り合いになります。しかし、最後までショウナンラフィネが抜けせずに1/2馬身差で勝利。良の勝ちタイムは1分35秒1。2着ランフォースマイルから1馬身3/4差の3着には、最後方から追い込んできたリオンディーズ産駒ミュージアムマイル

 

 札幌5Rダート1700m新馬を勝ったゴールドアリュール産駒グランジョルノ。後方待機で脚を溜めます。淡々としたペースでレースは流れます。直線に入るとまず、3番手からシニスターミニスター産駒トルショーが先頭に立ちますが、その内側からルヴァンスレーヴ産駒キミオモウハナと外からグランジョルノが鋭く抜け出し、そのうちグランジョルノが2馬身差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分50秒0。2着キミオモウハナから1馬身3/4差の3着に逃げたトルショー

 

 新潟5R芝1600m新馬を勝ったマインドユアビスケッツ産駒の牝馬マピュース。後方待機で脚を溜めます。逃げたフィエールマン産駒エルムラントの前半3ハロンのラップは37秒5と超スローの流れに。直線に入ると、エルムラントがそのまま押し切りを図り、逃げ切る寸前で、後方から追い込んできたマピュースがクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分37秒3。2着エルムラントからクビ差の3着には、2番手からミッキーアイル産駒ズットマツモト

 

 新潟6Rダート1200m新馬を勝ったアドマイヤマーズ産駒モカラマーズ。4番手追走で脚を溜めます。逃げたアジアエクスプレス産駒キタノライブリーの前半3ハロンのラップは36秒1とスローの流れ。直線に入ると、逃げ粘るキタノライブリーを大外からモカラまーずが交わして、そのまま2馬身1/2差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分14秒4。2着キタノライブリーからクビ差の3着には、後方から差してきたヘニーヒューズ産駒サノノワンダー

 

 日曜日は中京1R芝1400m牝馬限定を勝ったアルアイン産駒ウィルサヴァイブ。5番手追走で脚を溜めます。逃げたレーニスの前半3ハロンのラップは33秒8と流れる展開に。直線に入るとまず、馬場の中央からドレフォン産駒モンテディアーナが先頭に立ちます。これを大外からウィルサヴァイブが追いかけ、ゴール手前でクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分22秒0。2着モンテディアーナから1馬身1/4差の3着には、3番手からエピファネイア産駒オールザレイジ

 

 札幌1R芝1500m牝馬限定を勝ったサートゥルナーリア産駒ウォーターエアリー。4番手追走で脚を溜めます。平均ペースでレースは流れ、直線に入るとまず、2番手からドレフォン産駒リンゲルブルーメが先頭に立ちます。しかし、すぐに外からウォーターエアリーがこれを交わして、そのまま1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分30秒3。2着リンゲルブルーメから1/2馬身差の3着には、6番手から差してきたイスラボニータ産駒ルパヴィヨン

 

 新潟3R芝1000mを勝ったディープブリランテ産駒チョングク。中団待機で脚を溜めます。残り400mのところでまず、2番手からフォーウィールドライブ産駒シュラフが先頭に立ちます。これを追いかけてチュングクが馬場の中央から迫り、残り100mのところで交わします。そのまま1馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは56秒7。2着シュラフから1馬身1/4差の3着には、3番手からパゴ産駒セイウングレイ

 

 中京5R芝2000m新馬を勝ったサートゥルナーリア産駒クラウディアイ。好スタートから3番手追走へ。逃げたインディゴアスールの前半1000mのラップは1分3秒8とスローな流れに。直線に入ると、馬場の最内を突いてクラウディアイが早め先頭に立ちます。馬場の中央からシュヴァルグラン産駒サトノクローザーが迫ってきますが、逆にこれを突き放して1馬身3/4差で完勝。良の勝ちタイムは2分2秒6。2着サトノクローザーから2馬身差の3着には、4番手からキズナ産駒ロカヒ

 

 札幌5R芝1800m新馬を勝ったエピファネイア産駒の牝馬ミッキーマドンナ。6番手追走で脚を溜めます。逃げたサクソンウォリアー産駒レッドシュテルンの前半1000mのラップは1分2秒8と淡々としたペースに。直線に入るとレッドシュテルがスピードを加速、そのまま逃げ切りを図ります。ここに大外からミッキーマドンナが猛然と追込みをかけて、ゴール直前でアタマ差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分50秒3。2着レッドシュテルンから2馬身1/2差の3着には、3番手からダノンバラード産駒ロードリベラシオン

 勝ったミッキーマドンナは、エピファネイア×ミッキークイーンという超良血2着のとの差はアタマだけでしたが、レース内容は相当強いもの。2歳牝馬路線のスター候補に名乗りをあげたと言えるでしょう。

 

 新潟5R芝1800m新馬を勝ったキズナ産駒の牝馬ゴーソーファー。好スタートからマイペースの逃げへ。前半1000mのラップは1分3秒1とゆったりとしたペースに。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放してそのまま2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分49秒7。2着には、6番手から馬場の中央を差してきたレイデオロ産駒カゼノタカトシ、クビ差の3着には、4番手からエピファネイア産駒ソードマスター

 

 新潟6R芝1600m新馬牝馬限定を勝ったエピファネイア産駒マイエレメント。5番手追走で脚を溜めます。逃げたエポカスピーガの前半3ハロンのラップは35秒8とスローの流れに。直線に入ると、残り400mのところで馬場の中央からマイエレメントが抜け出します。そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分34秒9。2着には7番手から差してきたエピファネイア産駒ウインペアトリス、1/2馬身差の3着には、10番手から追い込んできたキタサンブラック産駒ブルーブレイブ

 勝ったマイエレメントの上りは33秒3で鮮やか今年の2歳路線では、またまたエピファネイア産駒の旋風が吹き荒れそう

 

 


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【競馬】 キーンランドカップ(GⅢ)と新潟2歳ステークス(GⅢ)!

2024-08-25 01:42:52 | 競馬

 まずは新潟2歳S

 デビュー戦で派手な勝ちっぷりを収めた馬や、血統面で注目を集めている高額馬に人気が集中しそうですが、彼らのデビュー戦を見る限り、それほど高いレベルの内容があった訳ではなく、2戦目で「馬脚を露す」馬がたくさん出そうな予感がします。

 

 それであれば、九州産馬ながら敢然とここに挑んできたアレスバローズ産駒⑦ケイテンアイジンを中心に据えたい

 ⑦ケイテンアイジンは、デビュー戦を快勝したあと、2戦目は18頭立てで行われた小倉芝1200mのひまわり賞(九州産馬限定:2歳オープンクラス)スタートで大きく出遅れましたが、馬群の外を回しながら、直線だけで全頭をぶっこ抜くという鮮やかな勝ちっぷり。当然に小倉2歳Sに出てくると思ったら、何とマイルの新潟2歳Sへ。それだけ「九州産馬からクラシックへ!」という陣営の期待の大きさが想像できるというもの。

 馬券は、まず⑦ケイテンアイジンの単勝。そして、ケイテンアイジンとエピファネイア産駒⑩プロクレイアのワイド1点 ⑦⑩

 

 ヨカヨカ・イロゴトシに続く、九州産馬のスターが誕生するのか⁉

 

 

 そして札幌のキーンランドC

 9月のGⅠスプリンターズSを占う前哨戦です。実績馬である②ナムラクレア、⑩サトノレーヴあたりに人気は集まりそうですが、彼らの本番はあくまで9月29日のスプリンターズSですから九分の出来でありましょう。また多頭数のレースですから、波乱の可能性が十分にあります。

 ここは5歳牡馬のエイシンヒカリ産駒⑥エイシンスポッターを狙いたい良馬場の芝1200mであれば、安定した差し脚を見せてくれると思います。また鞍上がモレイラ騎手であることもプラス材料。なおエイシンスポッターは亡くなった角田大河騎手のお手馬でした。角田大河騎手に捧げる走りを期待します。

 馬券は、まずは⑥エイシンスポッターの単勝。そして、エイシンスポッターとモーリス産駒④モリノドリームのワイド1点 ④⑥

 

 札幌芝1200mで、モレイラマジックが炸裂するか⁉

 

 


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【是非プログノーシスを種牡馬に・・】 あのステイゴールドを彷彿させる潜在能力!

2024-08-24 04:01:23 | 競馬

 先週の札幌記念は4着に敗れてしまったプログノーシスですが、高い潜在能力を秘めるこの馬の大命題は、何としてでも「GⅠを勝つ」こと。

 ディープインパクト産駒という良血ではありますが、逆にディープ産駒は数が過剰であるため、種牡馬になるには最低でも1つのGⅠ勝利が条件になります。

 

 プログノーシスは、牧場時代から評価の高い評判馬でしたが、体質の弱さからデビューが遅れました。3歳3月の未勝利戦でデビュー勝利2戦目が重賞毎日杯で、のちのダービー馬シャフリヤールの3着。その後は3歳秋から4歳春にかけて3連勝でオープン入り。しかし、オープン入り後は「気性面の難しさ=力んで走る癖」から勝てず、ようやくオープン入り3戦目の金鯱賞で重賞初勝利

 そのあとも「力んで走る癖」は直りませんが、それでも香港GⅠのQE2世Cで世界的名馬ロマンチックウオリアーの2着を2回昨年の天皇賞秋ではイクイノックスとジャスティンパレスに続く3着。まるでGⅠレースで2着3着を続けていた、あのステイゴールドのイメージが重なります

 プログノーシスの潜在能力は、ディープインパクト産駒の中でも有数の高さを誇ると思いますが、GⅠを勝てない理由「気性の難しさ」「いつも世界的名馬が出てくるような難しいGⅠレースに挑戦」すること。

 

 そして、次走は何と、豪州の伝統GⅠコックスプレートが予定されています。もちろん、豪コックスプレートに勝てば種牡馬としての価値はグンと上がりますが、その前に長距離輸送と初めてのコースというハンデを背負います。例年多頭数の出走が見込まれるコックスプレートでは不確定要素が多過ぎる気がするのは、ワタクシだけでしょうか。目の前に、プログノーシスが得意とする「左回り」「直線が長く馬場が広い」「芝2000m」の国内GⅠがあるというのに

 

 中内田調教師と川田将雅騎手からすれば、三冠牝馬リバティアイランドを優先するレース選択だとは思いますが、それならばCルメール騎手あたりを鞍上に据えて、プログノーシスに天皇賞秋へ出走させる手もあるはず。

 陣営は、それでも両GⅠを勝利して、プログノーシスにもリバティアイランドにも最良の結果を残すつもりなのでしょうが、この選択は、プログノーシスには相当な負担がかかるものとなります。

 

 兎にも角にも、プログノーシスがGⅠレースに勝利して、ビッグレッドファームあたりで種牡馬としてデビューできることを祈っております

 種牡馬になれさえすれば、種牡馬ステイゴールドのように「闘争心」「抜群のスピード」を併せ持つ優秀な産駒を多数輩出してくれると確信しています。

 

 

 


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【セブン&アイHDに買収提案!】 日本の資本市場にとって、これは序章に過ぎない・・‼

2024-08-23 00:47:43 | 金融マーケット

 

 セブン&アイHDに買収提案したカナダのアリマンタシォン・クシュタールは8月19日、拘束力のない友好的な提案をしていると発表しました。M&A(合併・買収)巧者として知られ、過去には仏カルフールの買収に乗り出したこともある先です。次なる拡大戦略として世界に8万5000店あるセブンイレブンに目を付けた様子。

 それにしても、時価総額で5兆円を超えるセブン&アイに海外から買収提案が為されるとは、日本の資本市場には大きな衝撃が走るニュースでありました。ただ、ある意味、これは予想された事態であり、当然の成行きと見る市場関係者は多いと申し上げておきましょう。

 

 

 当blogでは、現在の日本の資本市場が、1990年代の北米の資本市場に酷似していると再三申し上げてきました。「資本効率化」「ROE経営」「選択と集中」などが叫ばれて、激しいスピードで変化していった1990年代の北米資本市場ですが、その時の象徴的な現象が「活性化するM&Aマーケット」でありました。

 日本で言えば「武田薬品」クラスの北米を代表的薬品会社に対して、連日TOBの発表が為されて、それをきっかけに1日で株価が倍になる銘柄が続出する・・それが1990年代の北米でありました。

 一度変化が始まると、そのスピード感は日本とは比べものにならないのが北米市場これが株式市場のダイナミズムそのものであり、1990年~2000年の10年間で、北米株価指数が5倍にも上昇した原動力でありました。

 

 「同じことが今、日本の資本市場で起きようとしているだけ」であります。世界の投資家のお金が日本の株式市場に集まろうとしていますが、彼らのスピード感はこれまでの日本の常識を超えるものだとお考え下さい。そして、日本の金融当局や経済産業省としても、ある程度の「激震」は覚悟のうえで、現在の資本市場改革を推し進めていますから、めったなことでは、資本市場に介入して「資本効率化」の流れを止めることはしないと思います。

 

 まだまだ、この動きは序章に過ぎません。

 今年中には、もっと大きなサプライズだってあるかもしれませんよ・・!

 

 


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