台湾青春映画。
反則技じゃないかと想うような
ノスタルジー一杯の映画。
あのThe Bee Gees の歌が蘇ります。
★若葉のころ
原題:5月一号 First of May
監督:ジョウ・グータイ
キャスト:ルゥルゥ・チェン、アリッサ・チア、リッチー・レン、他
2015/台湾映画
時間の流れの中、運命的なドラマを綴る。
《30年前の過去と現在。どのように繋がるのか》
そこが見せどころでしょうと思いながらも、
最後まで美しい映像に気持よく惑わされつづけた。
コマーシャルフィルムのような一瞬の悩殺キラメキ映像に
メルヘンのような物語展開。
これって反則わざじゃないですか?
おかっぱ髪のルゥルゥ・チェンが
母親の17歳のころと現在の自分の二役。
オジサン(リッチー・レン)は
《棚からぼたもち》的な役どころです。
彼の心の中ずっと残っていたのが、
《The Bee Gees / First of May 若葉のころ》のレコードのこと
青春の一途な想いが、ひょっとしたことから、 再び思い出す。
台湾青春映画は、何故か素直に引き込まる。
ノスタルジー満杯の世界に心地よく浸ってしまう。