●「柿とザクロ」
・キャンソンヘリテージ荒目6F
ざっくり描きました。
近くのカルチャーに通っています。
トレーニングと気晴らし。
シネマです。
詠春拳の達人イップ・マン(葉問}の伝記アクションシリーズ第4作、完結編
★イップ・マン 完結
英題:IP MAN 4
監督:ウィルソン・イップ
出演者:ドニー・イェン、ウー・ユエ、ヴァネス・ウー、チャン・クォックワン、他
音楽:川井憲次
2019/香港、中国
2020日本公開
1964年、イップ・マンは、サンフランシスコで、
弟子であるブルース・リーと再会。
がんと闘いながらも、
異国の地で生きる同胞たちの誇りのため、
中国武術を広めるための最後の戦いを描く。
中国のプロバガンダのような内容もあるが、
高潔なイップ・マンやブルース・リーの
芸術的な武術を楽しむ作品。
イップ・マンの武術の誇りのために戦う精神は
弟子のブルース・リーへ。
その姿をただただ美しく描いている。
★台北の朝、僕は恋をする
原題:一頁台北
英題:Au Revoir Taipei
2009/台湾・アメリカ
監督:アービン・チェン
撮影:マイケル・フィモナリ
音楽:シュ・ウェン
キャスト:ジャック・ヤオ、アンバー・クォ、ジョセフ・チャン、クー・ユールン、他
アメリカンナイズされた《台北物語》で、
これまで見てきた台湾映画とは、
少し表現感覚が違うように感じた。
軽やかなポップ感覚で一夜の逃亡劇を追いかける。
それはアニメ世界に通じる突き抜け感であり、爽快感でもある。
しかし多少なりとも《夜の台北》を知っている者には、
不思議なリアル感も感じさせてくれる。
この作品の監督アーヴィン・チェンはアメリカ育ちで、
エドワード・ヤン監督に師事しながら、キャリアを積んでいるらしい。
エンディングにおいて、
《エドワード・ヤン監督に捧ぐ》の言葉がある。
これからが注目の監督。
物語の展開は、お世辞にも魅力的とはいえない、
なんでもないお話ではあるが、
フレッシュな俳優陣が、
《台北の魅惑的な世界》
《スリリングな台湾の夜》
を駆け抜けたという感じの好印象作品。
★台北に舞う雪
原題:台北瓢雪/Snowfall in Taipei
監督:フォ・ジェンチィ(霍建起)
キャスト:チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、他
2009/中・日・香港・台湾
『山の郵便配達』で一躍有名になった
中国のフォ・ジェンチィ(霍建起)監督作品。
心休まる温かい内容の映画だろうとそれなりの期待を持つ。
でも台北に雪なんか舞うはずがなく、
その謎掛け見たいなタイトルも気にかかった。
さて、作品内容はほんとに癒し系。
いわゆる寄せ集め集団ですから、
いいとこ取りの映像イメージ優先型映画になるのはいたしかたない。
イケメンたちと個性的な可愛い女の子とたちの競演となれば、
もうそれだけで十分華やかな作品となる。
舞台が、タイトルの「台北市内」ではなく、
平渓線の菁桐というところ。
鄙びた田舎の街の様子ですが日本的情緒が残っている。
この辺り一帯は日本統治時代は金鉱採掘の土地だった。
苔むした屋根や、雨の街はノスタルジーをしっとりと感じさせ、
菁桐の街には、僕は安藤広重の浮世絵のような美しさを感じた。
今度台湾へ行く時はこの「菁桐の街」を訪ねてみよう。
天燈に思いを託すラストが印象的で、こういう風習は珍しい。
日本でもあるとは聞いたことはあるが、
元々は中国、福建省辺りの正月行事らしい。
あの諸葛孔明が発明したとも言いつたえられ、
「孔明灯」と言われるとか。
とても幻想的な風景である。
今は観光でやっている。
この映画の終わり方がどうもイマイチで、よくわからなかった。
台北に舞う雪のタネがわかった時、
「えっ、まさか、これが台北の雪???」
と。
★水彩画「神戸メリケンパーク 夏が来た」
・ラングトンプレステージ荒目
・B3サイズくらい
街道展への出品作です。
以上、7点紹介しました。
来年は10月3日より
同じギャラリー吉象堂です。
私は7〜8点の出品予定で頑張りたく思います。
★水彩画「阪急王子公園駅前小さなチーズケーキ屋さん」
・ラングトンプレステージ荒目
・B3サイズくらい
街道展の出品作のひとつです。