フォロー・ミー

シネマです。
DVDで観る。
忘れられないジョン・バリーの映画音楽.

★フォロー・ミー
原題：Follow Me (The Public Eye)
監督：キャロル・リード
音楽：ジョン・バリー
出演：ミア・ファロー、トポル、マイケル・ジェイストン、他
１９７２／イギリス

主題歌　Follow Me (1971) ~ Follow, Follow [Long Version]

《ああ、あの曲聴きたいなぁ》
と懐かしくなり、レンタル。
作曲者はあのジョン・バリー。
繰り返し繰り返し切なく沁みるように響いてきます。
忘れられない映画音楽。
４5年ほど前の映画であり、
知っている人が少なく忘れ去られた作品かもしれませんが、
今観てもビビッドです。
シンプルな物語だからこそ響くものがあります。
人の表情が微笑ましく生き生きとしているのは、
あの時代の特徴でしょうか。
ジョン・バリーの音楽とともに、
70年代初めのロンドンの街を散歩する気分で。

 

このDVDにはアメリカ公開のためのオリジナル予告編がついています。
この時のタイトルが《The Public Eye》。
《publicな視点で私を見て！》というもの。
《社会の中での自由な一個人としての私をしっかり見てね！》
というメッセージでしょうか。
自由と平等を声高に求めた１９７０年前後の空気を感じます。 

瀬田川、遠くに比叡山sketch

 

スケッチに行ってきました。

石山寺へ。
山門辺りを描こうと想い、
辺りをあちこち。
そして目に止まったのがこの風景です。

以前より、
狙ってはいたポイントですが、
真冬の一月は無理だろうと思っていました。

写真では多少重い感じです。
手前の高層マンションが無粋ですが、
光が明るく照らすと、
とても晴れやかな色彩が見えます。
ここに決めた。

 

川辺で３時間。
途中、近くの蕎麦屋さんでかけ蕎麦一杯。
冷えた体にはとても美味しかったです。

刻々と変わる冬の光に悩まされ、
光の方向が不明確。
が、
なんとか晴れやかに一枚。

また描きにこよう。
桜の季節、
新緑の季節、
紅葉の季節。
比叡山に雪のある晴天の日もいいかな。
夕陽が沈む時間帯もいいかな。
瀬田川の夕陽
などなど。

神童

 

 

★神童
監督：萩生田宏治
原作者：さそうあきら
音楽：ハトリ・ミホ
２００６／日本映画

クラシック音楽を題材にした映画です。
突っ込みどころ多々あるんですが、
「音楽の深淵」さは出ています。
気楽な気持ちで観れば
愉しい。

音楽の世界で神童というこは
絶対音感の持ち主ですね。

楽譜を初見で理解し
それをオーケストラと演奏するのは
やはりありえない神童です。
映画では、
我々凡人には到底ゆきつけない世界観が描かれています。
それをちょっとだけ我々側に寄り添って
何とかわかりやすく見せようとした。
非常に大変な作業です。
大変な所業です。

成海璃子の不思議な少女。（当時１３才だそうです）

チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢

★チキンとプラム　あるバイオリン弾き、最後の夢
原題：Poulet aux prunes
監督：マルジャン・サトラピ
出演：マチュー・アマルリック、マリア・デ・メディロス、イザベラ・ロッセリーニ、ゴルシフテ・ファラハニ、キアラ・マストロヤンニ
２０１１／フランス＝ドイツ＝ベルギー

監督は、あのペルセポリス (Persepolis)で一躍名声を得たマルジャン・サトラピ。
イラン出身の女性漫画家（イラストレイター）。
この作品も、《絵本のようにファンタスティック》である。。
まったく異次元の世界。

素晴らしい人生観、
見事な芸術観に溢れた映画だった。

人生は溜息である。
芸術は《溜息を捕まえることである》

ああ、まったくそのとおり。
思わずため息が漏れる。

平安神宮應天門sketch

平安神宮應天門をスケッチ 

 

ちょっと斜め、
樹々の間から見える平安神宮應天門を描きました。

手前の石碑はもちろん省きます。

絵にするにはちょっと難しい位置ですが、
新春の挑戦です。
ご利益ありますように。

神戸文学館sketch

スケッチに行ってきました。
神戸文学館。

 

 

阪急王子公園駅下車、
徒歩５分。

写真は横尾忠則現代美術館前より、神戸文学館を撮ったもの。
スケッチ場所は、文学館左のマンションの横辺りから。

マンションの管理人と思われる男性から、
「此処は水彩禁止やで」と言われびっくり。

よくよく聞くと
マンション玄関口からスケッチする人がいるとか。
あげく、水彩で周辺を汚す人がいるとか。
マナーが良くない人もおり、マンション住民から苦情。

それはお困りですね。
マナーはきちんと守らんと。
などなど話しながら、
公道である歩道の隅っこにイスを立てスケッチ。
（通行の邪魔にならない所）
マンションの敷地である所には触れず、
物をおかず。

近くの高校の下校時と重なり、
女子高生がキャキャ言いながら通る。
犬の散歩の娘さんが
「このワンちゃんの描いてもらおうかしら」

脇目もせず
３時間ほど集中して描きました。

終了後、
横尾忠則美術館内の喫茶室でcoffeeを飲んでクールダウン。