A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

シャガール展2012ー愛の物語ー

2012-11-20 | 展覧会

★シャガール展2012ー愛の物語ー
京都文化博物館


いままでシャガールの作品をじっくりみつめるという体験をしたことがありませんでした。
つまりそれほど関心がなかったということです。
今回、京都でまとめて展示してくれましたので、
会期押し迫った今日、行って来ました。

《シャガールの魅力って何でしょうか?》
ひとまわりして、もう一度見直し。
《ああ、ああ、緑が綺麗だなぁ》と、僕としては新発見です。
朱や赤、青、紫、黄などいろんな鮮やかな色彩がありますが、
《緑、みどり、ミドリ》です。
とても綺麗に見えました。
《シャガールは緑の画家だな》とようやく秘密が解けたような気分。


・オペラ座の人々(1968-71)ポーラ美術館

 


この作品の中央の人物にしっかり塗り込められた緑、
かなり絵の具の層が厚く、情念的です。
掲載の写真でははっきりしませんが、
会場で見る《緑》は鮮やかで神秘的でした。

ポスターに使われている絵(街の上で(1917)トレチャコフ美 術 館)でも人物の服は緑です。
これは何を象徴しているのでしょうか?
謎が一つ増えました。


謎と言えば、ポスターの絵の左下で、女の人が◯◯◯しています。これは?
ヤギもよく登場してきますので、
彼が信仰する《ユダヤ教》の何かを暗示しているのでしょうか?
彼の絵にはいろんなものが空を飛んでいますが、
これも何かを暗示しているのでしょうか?
《シャガールの浮遊感》は初期の頃からずーと現れています。
シャガールの精神状態をいろいろ想像しながら見て回りました。

 

 

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知恩院三門・・・《第48回 京都非公開文化財特別公開》

2012-11-14 | 散策

 

三門といえば、やはり知恩院の三門です。
大きさ、高さ、美しさ、そして上からの眺める景観は最高です。

ふだんは楼閣部分は非公開ですが、
『非公開文化財特別公開》時に公開されます。


思う以上に高さを感じますから、
上りの階段もかなり険しさを感じます。
まずスカートの方は相当の慎重さが必要です。

楼上内部は中央に重要文化財の釈迦如来像が鎮座し、
天井には狩野派の天女達が舞い踊るまさに極楽浄土の世界。
ですが、中は照明があるわけではありませんので薄明かり。
すばらしい極彩色の世界は味わうとまではいきません。
保存を思えばしかたのないことです。

今まで多くの観光客を引き受けてきたこともあり、
相当の傷みがあります。
明治初期のころ(廃仏毀釈の時代)と思われる落書きがあちこちにあり、
時代に耐えてきた風格。

しばらく楼上にて京都の街並みを眺めました。
コンクリートの建物がなかった時代はそれはそれは美しい街だったでしょうね。
まさに山紫水明の地。
時間が遅い、さらに寒いということで、観光客はほとんどいなく、
ゆっくり眺めて、
《絶景かな! 絶景かな!》。

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東京風景ー夜の東京駅ー

2012-11-05 | 散策

 

 

新しくなった東京駅

夜はライトアップされ、自己主張している姿、なかなかお美しい。
地上の建物は立派になりましたが、
地下は迷路のようで、
しかもあちこち工事中で、
ただいま混迷中。
が、
将来の姿が楽しみです。

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