映画を観た。
★ブルックリン
原題:Brooklyn
原作:
監督:ジョン・クローリー
キャスト:シアーシャ・ローナン、ジュリー・ウォルターズ、ドーナル・グリーソン、他
2015/アイルランド=イギリス=カナダ合作
アイルランドが舞台となる映画には、
何故か秀作が多い。
僕は好きだ。
というわけで、これは劇場へ。
始めからすい〜と入り込めた。
滑らかでセンスある展開に、
これは原作がありそうだなと思った。
後からわかったことだが、
原作はコルム・トビーンのベストセラー《ブルックリン (エクス・リブリス)》
アイルランドからの移民の歴史をしっかり捉えているとか。
あのケネディ家も、時代は100年ほど遡るが、
アイルランドからの移民である。
《原作読んでみたい。》という衝動。
アイルランドだから、当然、《ミドリ》
この色好きなんだなぁ。
この物語
時代は、1950年頃。あのドジャースがニューヨークにあり、
しかもブルックリンに本拠を構えていた。
ニューヨークは
ヤンキース派とドジャース派と競い合っていた時代である。
もうそれだけで、時代の雰囲気が際立つ。
好きになった男がイタリア人。
誠実な男であり、明るさが売り物。
アイルランドから出たきた孤独な魂には救いである。
しかし、
フタマタはないぞ。
ここはよくわからなかった。
ふりかえって思うに、
あの時代はみんな必死に働いていた。
故郷をさり、見知らぬ大都会で、なんとか必死に生き抜いていたんだなぁ。
自分自身の
いろんな過去のことが蘇ってきて、
感情があちこち揺さぶられました。
観る人それぞれに、想う所多々あり。
ラストエンディングの音楽も当時の時代を思い出さる。
数曲聴きたい気分だった。