A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

國立故宮博物院

2007-08-27 | 展覧会

 

リニューアル工事が済んで、きれいになった故宮。
芸術新潮は1月号でその新しくなった故宮の特集を組んだ。
キャッチコピーは「最初で最後の大展覧会、人類の至宝を見逃すな!」
北宋の水墨画が見たかった。

 

今回は朝一番に出かけたので、人はまだ少ない。
白菜、肉石、象牙の弁当箱、すばらしい水晶、などなどお宝の数々はゆっくり眺めた。
2度目の故宮なので、少しゆとりもあり。
前回はただただうっとりしていたが、
今回は「ああきれいだぁ」と感じる余裕あり。
作り手の心模様に思いを馳せる。


「漢字は漢代の文字で、それ以前は、何文字っていうの?」なんて想像していると、
中国4千年の壮大な歴史に圧倒される。

2時間の予定を組んだがまったく足りなかった。
次に来る楽しみができた。 

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台北へ行く

2007-08-24 | 散策

三国志の英雄「関羽」が「商売の神様」として祭られている「行天宮」。武勇で名を馳せた関羽が何故商売の神様?この時点ではその理由はまだよくわからなく、ただ関羽が祭ってあるということで訪ねる。僕は関羽のファンなのである。外は雨で人影も疎らだが、中は線香の煙がもくもく、参拝する人でいっぱい。台湾式参拝のし方がわからないので、ただ日本式に「手」を合わせる。

 


建物、調度品は明朝様式の料理店「馥園/ふくえん」。せっかくきたのだからと、ちょっと贅沢に夕食。去年のフカヒレスープとキンセン烏龍茶が忘れられず、ずっとこの一年想い続けて、また訪ねる。 食事中は二度の琵琶演奏を聴く幸運に恵まれた。帰りに、キンセン茶と茶器をお土産に頼む。

 


世界一ののっぽビル。展望台まで驚くべく速さ。どこのメーカーだろうかと気になった。
さすが展望はすばらしい。が画像がぶれぶれで撮影を諦めた。
下から見上げると、さほどの高さが感じられず。
こちらのビルの new yearカウントダウン花火 は凄い。


九份の街を訪ねる。今回は専用ガイド付き。いろいろ話をしながら歩くとそれなりに楽しいし、何といってもツボを心得ている。彼は店がよく変わると言っていたが、確かに去年よりは、あの怪しい雰囲気は少し薄れ、ちょっとお洒落な店もできている。映画「非情城市の舞台」の看板ははずせないが、観光地化がどんどん進んでいるようだ。小物屋さんが増えたような気がする。クロネコ宅急便もあった。フクロウの土笛を買う。台北で食事をした後なのに、あちこちちょっとつまみ食いしながらぶらぶら歩く。


以前、写真を撮らせてくれたので、今回はベルトを一本買う。ガイドのおじさんは「この店のベルトは強いよ。僕のベルトもここよ。」と自慢した。店内には昔のjazzが流れ、さりげなく楽譜が置かれていた。

 

 

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ピアノの森

2007-08-24 | chinema(日本アニメ映画)

 

★ピアノの森
監督:小島正幸
声の出演:上戸彩、神木隆之介、宮迫博之、川田裕美、他
制作:マッドハウス
2007/日本

魅力的なアニメ映画。
マッドハウス制作。
主要なピアノはあのアシュケナージさんが参加。
(酔っ払いながら彼のモーツァルトを聴くと、
もう逝ってもいいかと本気で思う時がある)
主人公海少年には上戸 彩さん。


予想どおり、音楽は抜群。
上戸さんもばっちり生き生きとした少年。
アニメの作りも丁寧。
雨宮少年をもう少し魅力的にできなかったかと悔やむくらい。
クラシックファンなら充分楽しめます。
非常に臨場感が伝わり、純な気持ちで共感できる。
劇場では迫力満点。 

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台北市立美術館

2007-08-23 | 展覧会

 

★台北市立美術館

台北に着くとすぐにものすごいスコールに襲われた。
ホテルで少し待ち、おさまった頃に、台北市立美術館へ急ぐ。
昨年は工事中で入館できなかったので、ちょっとリベンジの気持ち。


「心智空間衍繹」を見る。
コンテンポラリーアート。
同時代的にアートは展開されていることが理解できるが、
台湾作家の問題意識や感性はわれわれ日本人とは少し違うモノを感じた。
その分興味津々。

ある作品の前で、息子が「オヤジ、あんたの絵と同じだよこれ」
なるほど10年ほど前に制作していたスタイルである。
不思議な親近感を感じた。

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