A&K の NOTES

陽はまたのぼり、陽はまたしずむ。あちこち歩き回りながら、スケッチを楽しんでいます。

誰も知らない「名画の見方」

2024-10-28 | 

 

★誰も知らない「名画の見方」

高階秀爾

小学館101ビジュアル新書

 

新書版の読みやすい文章なんで一気読み。

ダビンチについて。

彼は

「無限に変化するものの中にある美」を追い求めたとのこと。

そしてあのぼかし技法ともいわれる

スフマート技法に辿り着いた。

 

以前から、彼の表現技法に謎めいた哲学的なものを感じていたが、

これはとても合理的な思考だと納得した。

知的な画家の当然辿り着くべき表現技法だったのでしょう。

ストー−ん、と腑に落ちた。

 

高階さんの本をいろいろ読みました。

丁寧、簡潔、そして知的な文章が好きでした。

ご冥福をお祈りします。

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千里南公園sketch

2024-10-26 | スケッチ・水彩画

 

千里南公園スケッチに行ってきました。

雨が心配になる曇天の天気でした。

秋の気配はするものの、まだミドリが優っている風景です。

でも、まぁ、穏やかな一日で、心地よくスケッチ。

 

最近ちょっと気に入ってるスポットの一つ。

 

休憩ベンチには老若男女色んな人が座ります。

たまたま若い女性が座るワンシーンがありました。

今回はばっちりその場面を描きました。

 

雨が振りそうでしたので、急いで後片付け。

家でゆっくり仕上げます。

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花蓮の夏

2024-10-23 | chinema(アジア系映画)

 

★花蓮の夏

監督:レスト・チェン

原題:盛夏光年

2006年制作・台湾映画

 

 

台湾の青春映画。

今回はきっちり劇場で観た。

 

花蓮の高校生三人の物語。

三人の絶妙に入り組んだ心情が切ない。

大学生になりオトナへの成長過程でのそれぞれの葛藤。

3人以外はほとんど描写しない。

状況のわかりにくい場面もあったが、

ラストの簡潔なセリフで全てを理解できたように思った。

青春の「渇き」と「絶望と希望」を真正面に描き切った。

見ている僕も微妙に「渇き」を感じた。

 

 

この映画でも感じたことだが

台湾青春映画の「切なさ表現」にただただ脱帽。

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京都植物園より比叡山10月

2024-10-22 | スケッチ・水彩画

 

★京都植物園より比叡山10月

ハーネミュレセザンヌP8サイズ

 

京都植物園のばら園より

比叡山をスケッチしてみました。

かなりのラフスケッチですが、

その場の空気感が出るように意識しました。

 

好天に恵まれ、

木陰を選び

草の地面にイスを立て、

3時間ばかり、すばらしい景色を眺め続けました。

 

とても気持ちよかったです。

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本日公休

2024-10-17 | chinema(アジア系映画)

 

★本日公休

監督:フー・ティエンユー

2023年制作・台湾映画

 

映画を劇場で観た。

台湾の台中の街の小さな散髪屋さんの物語。

 

静かに確実に老いて行く時間が描かれる。

台湾映画の時間の描き方の妙味に惹かれた。

 

ゆっくり映画を観た。

毎日をただただ誠実に生きればそれでいい

そう想う年になったなぁ

 

主題歌も良かったな、

じっくり聴いてみよう。

 

という穏やかな感想。

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