A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女(上・下)

2016-08-29 | 

本を読んだ。

★ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女(上・下)
著者:ダヴィド・ラーゲルクランツ
訳者:ヘレンハルメ美穂、羽根由
出版社:早川書房(2015年12月18日)

作者が代わればどうなるんだろうか?
スウェーデン語で読めるわけない。
日本語訳(訳者が同じ)であるかぎり、ほとんど気にならなかった。

物語の質感もほぼ気にはならなかったが、
しかし、やはりにじみ出る作者の人柄というものは感じる。
仕事中毒で倒れるような人ではないようだ。
いわゆる、優秀ないい人なんだろう。

物語はちょっとキレイ事に収まりきっている。
前作者のような溢れるきな臭さ、悪徳感、焦燥感のスピードは薄い。
ちょっと痺れるカオス感覚はない。
ミカエルとリスベットは普通の人になったような気がしたくらい。

第四部では、リスベットの過去が明かされている。
魅惑的な悪役として双子の妹カミラの登場。
今後の物語は、彼女との死闘が中心だろうか。

作者は、慎重に、物語を受け継ぐことに集中しているようだ。
次回から本領発揮と期待する。

第四部の映画化がハリウッドで進んでいるらしい。
面白いキャラの登場と予想外のサスペンス。
娯楽映画向きかもしれない。
こちらも楽しみ。

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夕闇迫る京都駅大階段

2016-08-25 | 散策

 

一日の仕事を終え、ちょっと立ち寄る人。
京都旅のラストに立ち寄る人。「
デートコースに選ぶ人。
みなそれぞれに楽しんでいます。

最上階に行けば、京都市内四方見渡せる。
京都らしくない京都人気スポット。

京都タワーは化粧直しして、華やぎが出てきた。
夜はガラスに映る姿をあちこち探すのが楽しい。


ここから眺める夕陽は最高クラス。
西方、《老ノ坂》あたりに陽が沈みます。
何もしたくない時間が訪れる。
荘厳。 

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剣より強し(上、下)―クリフトン年代記 第5部

2016-08-17 | 

本を読んだ。

★剣より強し〔上、下〕―クリフトン年代記 第5部
著者:ジェフリー ・アーチャー (Jeffrey Archer )、
翻訳:戸田 裕之
出版社: 新潮社 (2016/6/26)

ついに5部に到達。
予定では、ここら辺りで《完》という構想だったらしい。
が、好評?によりさらに続く。
この調子だと、いつまで続くかわからない。
話が大きくなりすぎて、目指すテーマが曖昧になってきた。

007ばりのサスペンスあり、
お得意の英雄物語あり。

ご都合主義の可笑しさはあるが、
切れ味するどい展開は、読み物として重宝する。

先の見通しはまったくつかないが、
ひょっとして、現代の《EU離脱問題》まで続くのか。

次回作第6部も楽しみに。

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★微睡みの祝祭−16−8

2016-08-12 | 抽象画

 

新しい絵画ができましたので、此処に記録しておきます。

★微睡みの祝祭−16−8
50号Fサイズ
アクリル

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貴船神社七夕笹飾り

2016-08-12 | 散策

夜の貴船へ行ってきた。

貴船の入り口にある旅館で、川床料理をいただく。
川床に降り始めは、水の音がうるさく感じられたが、
いつのまにか耳が慣れた。
この季節、やはり鮎が旨い。

暗くなり始めた頃、貴船神社へ。
小さな神社だが、幽玄な世界が漂う。
エクスペリアの写真でこころもとないが
雰囲気は充分伝わるでしょう。

《みずうらない》をする。
綺麗に文字が映し出されるのには少々驚いた。

帰りは叡電。
途中、森のライトアップ区間を通る。

出町柳のホームに降りると、むーとする熱気。
そうか、暑い夜なんだ。
すっかり忘れていた。

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