★ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線
ポーラ美術館
箱根の山の中の企業美術館。
実は、それほどの期待はしてなかったんです。
ところが、びっくりです。
なんと素晴らしいコレクション!
そしてなんと快適な展示空間!
さすが、ポーラ!
今回の《ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線》は
100年前のパリにスポットを当て、
3人のアーティストを紹介しています。
ルソーの絵にも、《哀愁》が漂っています。
妙に雰囲気が似ているのが可笑しいです。
コレクションの展示は見応えがありました。
今回は、特にユトリロの作品が響きました。
頑丈な構成と力強い絵の具の厚み。
《この人、こんなに良い画家?》
と見とれました。
ポーラ美術館では、いくつかの作品を除いて、カメラOKです!
これにはちょっとびっくり。
日本の美術館では珍しいですね。
僕は、モネの絵と岸田劉生の麗子像の前で記念写真を撮りました。
麗子像は見事な絵でした。
嬉しかったですね。
美術館は新しい作品の収集にも力を入れているようで、
新収蔵作品もどんどん展示しています。
ニコルソンの大きな絵の前では
今までにない大きな幸福感に浸りました。