映画を観た。
★シング・ストリート 未来へのうた
原題:Sing Street
監督:ジョン・カーニー
キャスト:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、ジャック・レイナー、他
かって、イギリスは《ロックの聖地》だった。
多くの才能が集まり、火花が散り、新しい音楽が生まれた。
80年代のロンドンは若者の希望の地だった。
そんな時代があったよなぁ。
と、取り戻せない時間に揺さぶられた。
この映画は、そのイギリスのおとなりのダブリンが舞台。
監督はジョン・カーニー。
『ONCE ダブリンの街角で』 、『はじまりのうた』に次ぐ3作目。
音楽と愛をピュアーに描く。
80年代のブリティッシュ・ロック炸裂ということで、
久しぶりにノッチャイましたね。
当時のカルチャーをたっぷり楽しませてもらった。
この《シング・ストリート》バンド
ポール・マッカトニーとジョン・レノンに似てない?
ひきこもりのお兄ちゃん役でジャック・レイナーが出ていた。
二作続けて観たが
自分の世界に引き込む演技力はさすがです。
ラスト、めちゃくちゃポジティブになるんです。
ロンドン目指して出航と
余韻を残しての終わり方もあるんでしょうが、
とにかく突然、雨、風、嵐。
それでも未来に向けて突き進む二人。
監督は、ぜひやりたかったんでしょうね。