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映画、読書などのメモ

スター・トレック

2018-01-12 | chinema(欧米系映画)

映画を観た。

★スター・トレック
原作:Star Trek
監督:J・J・エイブラムス
出演
ジェームズ・T・カーク ー クリス・パイン(少年期 - ジミー・ベネット)
スポック ー ザカリー・クイント(少年期 - ヤコブ・コーガン)
レナード・マッコイ ー カール・アーバン
ウフーラ(ウラ)ー ゾーイ・サルダナ
モンゴメリー・スコット(チャーリー)ー サイモン・ペグ
老スポック ー レナード・ニモイ

「長寿と繁栄を」。
久しぶり、キャプテンカーク、Mr.スポック、ドクターマッコイ、ウフーラ、そして、エンタープライズの皆さん。
ネロさんもスケールアップして再登場ありがとう。

若い俳優さんたちが、この「スター・トレック」の伝説に新鮮な記録を付け加えてくれた。
カークとスポックの少年時代、そして彼らの成長と葛藤を中心に物語を再構築しているが、
あらためて、この「スター・トレック」の世界の奥行きの深さ豊かさに感激し興奮させられた。

登場人物たちのキャラが際立って個性的であり、多様性を追求している。
国籍を問わず、人種を問わず、性別、老若を問わず、そして、異星人種を問わず。
このボーダーレスオールキャストが、映画の親和性を膨らませ、ボクらに希望を与えてくれる。
これが未来だ。
映像はVFXの技術を余す所なく使い、宇宙のスケール感とスピード感をたっぷり見せつけてくれる。
そして美しい。
この「美しい」という感覚がある種の幸福感へと導いてくれる。

ワープ、ブロック、シールド、ブラックホール、子どもの頃から馴染んできたこの言葉が、馴染みの技術スタイルで表現してくれ、ノスタルジーさえ漂わせてくれる。スタートレックファンとして、興奮する。

ドラマとしてみても、面白い。
SF映画の性格上、どうしても人物に迫ることは弱くなりがちだが、
感情激しい性格のカークを、
ニューフェイス、クリス・パインが若さを爆発させ体当この人には未来がありそうだ。

Mr.スポック役のザッカリー・クイントの葛藤を描いた内容は、
この映画により解りやすいヒューマン性を持たせた。
「論理的思考より、正しいいと思う感情」へと進め
と諭してくれた初代Mr.スポックのレナード・ニモイの登場は嬉しい。

ウフーラ役のゾーイ・サルダナの登場には、ちょっとびっくり。
ナイスバディで、映画が引き締まった(笑)。
余談だが、ウフーラは、黒人女性の憧れの星であり、彼女の存在が多くの人を勇気づけた。

「長寿と繁栄を」
(片手をあげ 第二第三指および第四第五指をつけた状態で双方の間隔をあける)


《スポックの人間的葛藤》
論理的なスポックが 沸き上がる人間的感情と葛藤する。
それが、スター・トレックの魅力のひとつ。
少年スポックの眼がすばらしい!


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