暑中お見舞い申し上げます
夏のご挨拶を書かなくなって随分と久しい、だから暑中見舞いの葉書も買わなくなった。
病院の待合室、突拍子もない言葉を投げかけられた
〝世の中はやっぱりお金だね！〟
思わず笑ってしまった。
〝愛と子供は買えないけどあと何でも買えるもね！〟
３０代後半か４０代位の女性だ。
何だろうこの人？とは思わなかった。 特長があったので既往歴が分かったから。 人なつっこいのも特長、だから素直に思うところを云ったのだろう。
〝そうだねお金欲しいね、お金が有れば殆どの物が手にはいるね〟
と答えた。
知らぬ同士の行きずりの会話、これも他生の縁か。