
[人間ごころは、善にも、悪にも作用するものである]
何か法的な不祥事が起きると、「あのようなことをする人ではない」等と言われることがあります。
御神尊様は、本来人間は、善人でも、悪人でもなく、その時々の縁によって、
善と悪が引き出され、幸、不幸を生みだすと、教えておられます。
<善とはなにか?>
『明るいこと、何事も受け入れること、柔らかいこと、そして言葉や行いの優しさです。』
<悪とは、なにか?>
『暗く、短気で、頑固で、無口で、感情に走ること』
どちらの生き方を選択するかは、親、家族との生活環境のありようでしょう。
善なる生き方が幸せの根っこなら、縁に任せず
むしろ、こちらから善なる関係を、引き出せばいいわけです。
それには、[今と、此処]の時間と場所の認識です。
『今という時、此処の場で、処理すべきことに集中できる心』を鍛え
心にクサビを打つことができます。
それが、日々の祈りです。
奉仕を通じて人様の悩みを、聞かせていただく修行です。
神様は、[いま、ここ]にいて、あなたの来たるを、待っているのです。