[家庭は、人間生涯の起源なり]
『人という字は』支え合いの姿。
また、『人間という字』は人のあいだです。
つまり、互いの支え合いで出来ています。
1人では生きてはいけません。
私たちが、『生まれる所、生きる所、死ぬ所』それは家庭です。
そして家庭には、庭という字がついています。
庭は、油断をすれば、すぐ雑草が生い繁り、常に手入れをしないと大変なことになります。
家族の関係も、手入れを怠ることはできません。
つまり、家族の結びつきをしっかりとしないと、たちまち事情という雑草が生えて、
住みがたい家庭に、なってしまいます。
その、家庭の大切さを御神尊様は、[家庭は、人間生涯の起源なり]と教えています。
家庭こそ、私たちの、人生の始まりであり、終わる所といわれるのです。
だからこそ、運命の生まれ所。
世間で、どんなに評価が高くても、家族の評価こそが、運命を決定つけるもの。
世間は、あくまで仮の姿にすぎません。
『あんな立派な人が、』と不信の目を向けられる事件があります。
しかし、神の目からみれば、当然の理となります。
[夫婦親子の縁]を、人間業と捉えれば、人間の世界の約束ごととなり、弱いキズナとなります。
しかし、神業だからこそ、キズナは強くなり、
家族それぞれに、幸せな人生が約束されるのです。