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天地公道(人生の処方箋)

私達人も天地自然に生かされて、
人力を尽くし、自分の運命を切り開きましょう!

妙理

2020-11-27 09:43:00 | 運命の原理
令和2年11月27日
[自分の長所を発掘せよ]

先日懐かしいセリフに、出会いました。『忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして誓う心の悲しさよ。』

このセリフの妙は、誰もが共感したことです。ということは誰もが忘れられないことのひとつや二つ、心の中に抱えているということでもあります。

自分一人ではない、他の人も同じように、忘れられ得ないことがあるんだ。と、妙に安心してしまうことも問題です。
妙とはわけのわからないことです。

理屈では理解しながら、でもどうしてそうなってしまうのか?やっぱり妙なんです。
御神尊様は妙理と言われています。
理屈を超えた天地の理法なのです。

忘れられない、忘れようとすればするほど、夜眠らなくなるのです。
そのことが鮮やかに脳裏に浮かぶことさえあります。

たいがい喜びよりも、失敗が原因です。さらに失敗の言い訳をすれば、ますます心の中がおもーくなります。
でも、人によりけりで長く持つ人、一晩休めばあくる日は、他のことに心奪われる人もいます。

失敗を恐れずに、良いことは失敗の後に必ずくる、心配要らないよ、とサラッとながす人もいます。
人生、運命的長所としては、あなたはどのタイプでしょう。?やります!
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努力の誠

2020-11-27 09:39:00 | 信仰
令和2年11月26日
[努力と油断]

油断ということばは、集中力が切れて不注意になること。或いは隙を見せてしまうことです。

むかしの灯明は生活に欠かせない大切なものです。
いかに努力を重ねても、昔は一瞬の気のゆるみで火事などですべてを失いました。

『合掌と祈りの努力』は、日々の積み重ねで精神力となります。
これに加えて、なにかを心に決めて実現するまで実行することも努力です。

やがて少々の事情も苦にならなくなり、邪念も磨かれて正念となり、思い悩むこともなくなってきます。
相手を思いやる気持ちもでてきて、見違えるような笑顔が表情になります。

これを御神尊様は『努力の誠』といわれます。さあ、ここからです。
もうこれで何事もなく幸せな人生か。といえば精神的レベルが上がれば、さらに試練が待つというのが人生です。

今風にいえば、ガソリンが切れる、むかしでいえば、油がなくなる、お銭もないさあ困った。
二宮金次郎さんは、幼少より田んぼのあぜ道に菜の花を植えて、灯油を確保していたそうです。けして油断をしなかった。

特に御神尊様は、二宮金次郎(尊徳)を佐賀本部時代は、例えに話していたものです。努力は人生の油断を断つものです。
油断と努力はウラオモテです。

神だよりではなく、自分にできることは自分で努力、油断しないことです。
そうすれば、その日その日の迷いも悩みも、事情も雲散霧消しています。やります!
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裏と表

2020-11-27 09:35:00 | 運命と心
令和2年11月25日
[人間の良い面と悪い面は 紙のうら、おもて]

私たちの心が情に動けば、良い面ばかりが目につき、少々のことも好ましく見えてもくるものです。
反対に角のたつ冷たい態度で接すると、その感情は悪いところばかり見ています。

良い面を見る心は広さにも関係します。逆に悪い面ばかり目につけば狭い心が更にせまくなり、人は寄りつかなくなりましょう。

人間は不思議なもので、縁によって関係も好き嫌いがひきだされます。好きだと心の窓は大きく開き、少々のことも受け入れます。反対に嫌いとなると心の窓はシッカリ閉じられます。

心配症の人は、よく気がつくし、計画性に富んでいます。
物忘れのひどい人は、神経質なところがなく、気持ちがおおらかです。

おっちょこちょいはとても陽気で行動力があり、スローな人は慎重で粘り強いというふうに注意してみると、欠点が長所でもあることがわかります。

『妻はどうも気ばかり強く素直でない』が、合掌の力で心の奥が見えてくるようなり、『勝気で強情だが意志が強く、少々の苦しいことも弱音をはかず、最後までやり通す』欠点との思いが美点に見えるのです。

つまり『人間の心こそ使い方しだいで、どちらの見方も育ちます』『人生はその人の心の目線の置きどころで開ける』ものです。やります。!

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観念の遊戯

2020-11-27 09:32:00 | 人生
令和2年11月24日
[未来より現在の充実を]

物事に対する判断や対応が試されているのがコロナ対策です。
未知のウイルスだけに、よくよく考えて決断の遅れがでたりしました。

江戸初期の佐賀藩に『葉隠れ』という鍋島侍の精神を説いた本があります。
その中で『7呼吸のあいだに、分別しないと腐る』とあります。
この時代も優柔不断が巾をきかせていたようです。

それを殿様はよく見ていて『急きゅう。急だらり。だらり急。だらり』と藩士を四通りに分けて評価しています。

よくある質問に、あの世はどうなっていますか?とか、地獄極楽はありますか?特に年を重ねると不安や関心を持つようです。

御神尊様は、形のないものや経験を超えたものは論議しても、悟りにはなんら役には立たないといわれています。
つまり、今日をなおざりにして議論をしても、観念の遊戯と時間の無駄というわけです。

それよりも、『今現実に何をすべきか?』『さまざま苦悩から解放される道の会得』こそ、現在を生き生きと生きる道です。ああでもない、こうでもない。の『だらり、ダラリ』の日が暮れたか昇ったか、わからないような生活と決別しましょう。ここは、むかしの先達の声も御神尊様の声と受け止め、『今、今』の、『急、急』でいきましょう。やります!

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