疼き、呟き、焦がれ、そしてまた

『光琳の櫛』　　芝木好子 惚れたとか恋をしたとかは昔のことで、今の彼女の心の抽出にはない。男の尺度は頼れることから始まるのだった。それでいて尽くすことには身に備っていて、好きだった。尽くすことは、愛されることと一つになる。限りなく尽くすことでどこまでも女になる。尽くすことは自分が美しくなれることでもあって、優しく愛らしく自由になって男の中に没してゆく。そういう生きようが彼女には自然であった。 . . . 本文を読む

どうしようもない

心底、惚れてしまったみたい。 危なっかしい。 . . . 本文を読む

日々の感謝の中

夢からのメッセージ 『あなたの夢は、順調な人間関係が築かれる事ををさしています。あなたはいかによい仲間に恵まれているのかを実感する時です。これからも周囲の人々への感謝を忘れないようにしてください。』 夢に出てきたもの ＜男＞ 男の印象的な夢は、物質的に満たされる、あるいは望みがかなう事を示しています。 ＜子供(男の子)＞ 子供の夢は、予期せぬ運気の後押しで、願い事がかなうこ . . . 本文を読む

無駄使い

目が覚めてしまったなら そのままベッドをぬけだして やりかけの用事を片付ければいいものを こうして足元に猫の重みを確かめなら だらだらと毛布の誘惑に負けている 起きて、あれもこれも… 時間は余分にはないのだから 狡いな！私って。 限られた時間の無駄使い . . . 本文を読む