朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

待つ間

2007-01-12 17:26:35 | 流水子
「マスター代わりましょうか?」 滅多にしないことをすると、傍で見ているとどうやら危なっかしく見えるらしい。 「嫌、いいよ。ゆっくりやるさ。まだ、時間は早いし。」 ロックアイスをそのままゆっくりグラスに合わせて、球状にけずり続けた。 店をあけるか開けないかそんな時間。この店の開店時間に合わせて入ってくるお客さまは滅多ない。遅い時間になり、やっとその日が始まり始めるのが常だ。 いつもは製氷機が落とすア . . . 本文を読む