ほんの少しね、
疲れたみたい。
心がまっすぐに立てないの。
どんなに背筋を伸ばして、
まっすぐに前をみても、
心だけが萎えてしまう。
そんな時、
あなたの顔が浮かぶ。
頑張っているあなたの顔が浮かぶ。
あなたの声が聞こえる。
聞こえるはずはないのに、
耳の側で、
後ろから、
あなたが私の名前を呼ぶ。
だからね、
明日、
あなたに逢いに行こうと思う。
. . . 本文を読む
葉 祥明の絵が好きだった。
ほわ~~んとした、独特のグラディションの色彩。
絵の中に、歌があり、
絵の中に、話があり、
便箋をあつめたり
絵葉書をあつめたり
ふと、手にとった本
なんだかとっても懐かしい思いがして、
じっと表紙をみると、
葉さんの絵だった。
高校生のころ、
葉さんの便箋で、手紙のやり取りをしていた人は、
念願の教師になり、
きっと今はいいパパになっているの . . . 本文を読む