朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

娘の涙

2007-09-19 22:07:04 | 
悔しくて
悔しくて

私のところにきて泣く娘




この娘、上の娘とはまた性格等々が大きく違い、
とにかく考える、行動するよりも先に、
感情というものがわれ先にとでる、
とんでもない子供だったのだ。
それはもう、小学校の時は参観会すら行くのが嫌なくらい。
何軒のお宅にお詫びに行ったことか、
時折風のたより(上の娘からとか、よそのお母様とか)に耳に入る醜態。
本当に、どうしようかと思いましたよ。

どんなに言い聞かそうが、
鶏頭ですから、右向いて左向いたらリセットされるんです。

そんなこんなで、学園に入れたときはどうなるかと思いました。
あっという間に、学園中の先生方に名前と顔を覚えていただきましたが。。。

そんなこんなの娘ですが、
やっぱり人間って少しづつ成長していくんです。
あぁ、諦めなくてよかったってつくづく思わせてくれたりするわけで。
まして、弓道を始めてからはそれはもう急成長(親ばかですから、褒めますよわが子を)、
先輩後輩の上下関係にももまれ、
集中することも、落ち着くことも覚えるわけです。

自分の感情をおさえて、上手くやるということも学習するわけなのです。
でも、でも、ですよ、
それはもう娘にしたら、250%は学習成果を出しているのです。
しかし、ここは女の園。
そう、簡単にはことは運びません。
ましてある程度の家庭環境の整った、我儘なお嬢様の集まりですからね。

だいたい想像はおつきになりますでしょっ。

些細なことがキッカケになるのです。

そして自分ひとりで、闘うことなんておとんぼっこ(末っ子)の娘には無理!
見方だと思っていた友達が、相手についたなんて、
もうこの子にしたら、生き埋め状態。

学校で我慢してきたことが、家にはいったとたんに噴水のように感情と言葉であふれ出すのです。
まんま娘の言うことを信じるような、そこまで馬鹿な親ではございませんがね。
やっぱり抱きしめない、とうか私よりも二回りもおおきな子を抱きしめるなんてことはできませんが、
とにかく聞いてやるしかないんですね。

お夕飯の時に、亭主と私にしかじかこうこうと話しだすわけです。
自分がどんなに我慢してきたかってことも。
もう全面見方だよって教えてあげるわけです。
涙ボロボロ出しながら話すんですから。

で、お夕飯の片付けが終り(当番は娘)、
私が自室に戻ると訪問されたわけでね。

娘の感情を今度はじっくり修正してあげないといけないのです。
褒めたりなだめたり、すかしたりちょっぴり諌めたりしながら。
この駆け引きがそのこそのこで違うわけでね。
上の娘なんかは、ある程度挑戦的にでると、怒りがパワーに変わっていくんですが、
この子はそうはいかない。
もう、このこをこの状態でほんのちょっとも否定してはいけないの。
だんだん気持ちもおちついて、
そう言う場合の心の持ち方を伝授するわけで、
「いつでもママは、あなたの話しを聞いてあげるからね。」
と締めくくるわけです。

やっと納得して自分の部屋に戻る娘。

あぁ、難しい!!
でもね、一番にそういう話ですらママにって、
本当にいつまでもかわいい、でっかい娘なのだ。






しかし、家の娘達、いつになったらそれを受けてとめてくれる男性にめぐりあうんだ??

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