後二日で(1月10日)42歳。
22年前の成人の日。
私達の地域では、その当時(弟の時には、可になった)まだあまり華美にならないようにと、式典には振袖で参加することは不可だった。
一人娘の私は、父が奮発して支度してくれた振袖を式典できることはなかった。
が、成人式の写真、挨拶周りと振袖を着て親戚回りをした記憶がある。
友達の中では、一番早く結婚した私は、友達の結婚式のおよばれで振袖を着ることもなかった。
ただ、恵まれていたことに、一年早く振袖を仕立ててもらい、稽古事を二、三していたので、初釜、初弾き、とその大振袖を着る機会には何度となく恵まれ、たった一回のお振袖ということはなかった。
その振袖は、別注にあつらえた桐の箱とともに、今は京都に洗い張り等に出している。
少々小さめの私には、せっかくの大振袖の柄が十分に出ないのが残念だったが、
幸い娘達はすくすくと大きくなり、柄が華やかに生きそう。
私のお振袖を、お直しに出し、来年は娘がそれに袖を通してくれる。
なんだかとっても楽しみ。
同じものでも、着る人によって、その着物の個性は変わる。
帯ひとつ、半襟ひとつ、帯の結び方ひとつ。
娘は、どんな着こなし方をしてくれるのだろう。
あっ!手刺繍の半襟はドコにしまっただろう?クリーニングにだして大事にしまっておいたはずだけど・・・
眉をしかめたくなるよな、TVからの毎年の式典の模様。
小中学生のボランティアが式を運行する、ほほえましい模様。
寄付をつのり、自分達の手で心温まる式を作り上げた模様。
様々な成人の日の模様が、報道される。
それも二十歳、コレでも二十歳、そして二十歳。
子供なのか、大人なのか?
自分を振り返ってみても、自分が大人だったのか子供だったのかと、思いをめぐらしてみるが、その記憶も思いも、今の生活と思いの中に埋もれてしまっているようなきがする。
ただ、『あぁ馬鹿なことをしたな。恥ずかしいことをしたな。』と、この先更に年を重ね、思うことだけはして誰にもして欲しくないなと感じる。
ひとつの節目として、自覚を持ち、静粛ないい成人の日だったと、後々まで思いを持ち続けていって欲しいなと、TVの報道を見るたびに思う。
そして、自分の娘にも、そう思って今年の秋、二十歳の誕生日を迎えて欲しいなと自分の誕生日を前に願っている。
そろそろ、呉服屋さんに着物の具合を聞きにいかなくちゃ。
間に合わないなんてことがないように、私の大振袖に袖を通すことを楽しみにしてくれている娘のために。
22年前の成人の日。
私達の地域では、その当時(弟の時には、可になった)まだあまり華美にならないようにと、式典には振袖で参加することは不可だった。
一人娘の私は、父が奮発して支度してくれた振袖を式典できることはなかった。
が、成人式の写真、挨拶周りと振袖を着て親戚回りをした記憶がある。
友達の中では、一番早く結婚した私は、友達の結婚式のおよばれで振袖を着ることもなかった。
ただ、恵まれていたことに、一年早く振袖を仕立ててもらい、稽古事を二、三していたので、初釜、初弾き、とその大振袖を着る機会には何度となく恵まれ、たった一回のお振袖ということはなかった。
その振袖は、別注にあつらえた桐の箱とともに、今は京都に洗い張り等に出している。
少々小さめの私には、せっかくの大振袖の柄が十分に出ないのが残念だったが、
幸い娘達はすくすくと大きくなり、柄が華やかに生きそう。
私のお振袖を、お直しに出し、来年は娘がそれに袖を通してくれる。
なんだかとっても楽しみ。
同じものでも、着る人によって、その着物の個性は変わる。
帯ひとつ、半襟ひとつ、帯の結び方ひとつ。
娘は、どんな着こなし方をしてくれるのだろう。
あっ!手刺繍の半襟はドコにしまっただろう?クリーニングにだして大事にしまっておいたはずだけど・・・
眉をしかめたくなるよな、TVからの毎年の式典の模様。
小中学生のボランティアが式を運行する、ほほえましい模様。
寄付をつのり、自分達の手で心温まる式を作り上げた模様。
様々な成人の日の模様が、報道される。
それも二十歳、コレでも二十歳、そして二十歳。
子供なのか、大人なのか?
自分を振り返ってみても、自分が大人だったのか子供だったのかと、思いをめぐらしてみるが、その記憶も思いも、今の生活と思いの中に埋もれてしまっているようなきがする。
ただ、『あぁ馬鹿なことをしたな。恥ずかしいことをしたな。』と、この先更に年を重ね、思うことだけはして誰にもして欲しくないなと感じる。
ひとつの節目として、自覚を持ち、静粛ないい成人の日だったと、後々まで思いを持ち続けていって欲しいなと、TVの報道を見るたびに思う。
そして、自分の娘にも、そう思って今年の秋、二十歳の誕生日を迎えて欲しいなと自分の誕生日を前に願っている。
そろそろ、呉服屋さんに着物の具合を聞きにいかなくちゃ。
間に合わないなんてことがないように、私の大振袖に袖を通すことを楽しみにしてくれている娘のために。
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