今日も試合の娘
なんだか浮かない顔をしてでかけた
まだ修復がされない人間関係を引きずったまま
『やった!県大会』
のメールがはいる
何が幸をなすのか
また一つの成長をみる
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「いつもあいそなしで・・・」
忘れかけてたメールの返事が、
思わぬ時間に届く。
短いメールに覗く気遣いに、
ふと優しい気持ちになる。
色気もなにもない、
簡単なメール。
「それでも走りつづけなくてはならない、秋の空。」
なんて締めくくられて、
照れがちゃめっけで見え隠れする。
頑張れ!!
あなたに少しはなれたところから、
エールを送り続ける。
街路樹が、少し秋めいて、
サイドミ . . . 本文を読む
『いらっしゃいませ。Gの今日がはじまります。』
そう締めくくられる短いブログが、あれから二週間、毎日更新されている。
その日の季候のこと、ほんの少し気がついたこと、贔屓の野球チームの勝ち負け。
さほどに意味のないがなんとなく目を引く一枚の写真とともに、短いコメントが添えられている。
人に薦められて、始めた店のブログだったが、やはり自分には向かない。毎日の更新どころか、時折思い出したようにアップする . . . 本文を読む
なかなか修復が難しい、友人関係。
「お腹がすくんだけど、食べだすとお腹一杯になっちゃって、お弁当残しちゃう。」
口内炎がひどくて、食べ物が全てしみるのもあるようで、
食べることがなによりという娘には、
なんだか可哀想です。
よっぱどこの子なりに、ストレスを溜めているのでしょう。
せめて、食欲がでるように、残す罪悪感をもたないように、
量を少なめにしてみたり、
ご飯を塩味にしてみたり、
元気を . . . 本文を読む
来月の昇段試験にだす半切
滅多に家で筆をもつことなどないのだが、
今月は特別の特別。
ずっとお習字をしている(会は違う)お友達に、
ちょっと相談したことがきっかけで、
『頑張ってる?私は今書いてるよぉ。』
なんてメールが入る。
夜しか書けないわけですが、
夜といったら、お夕飯が終わると私はただの酔っ払いですから、
まず筆を持つなんてとんでもないことなんです。
が、そんなメールが入るので、
. . . 本文を読む
悔しくて
悔しくて
私のところにきて泣く娘
この娘、上の娘とはまた性格等々が大きく違い、
とにかく考える、行動するよりも先に、
感情というものがわれ先にとでる、
とんでもない子供だったのだ。
それはもう、小学校の時は参観会すら行くのが嫌なくらい。
何軒のお宅にお詫びに行ったことか、
時折風のたより(上の娘からとか、よそのお母様とか)に耳に入る醜態。
本当に、どうしようかと思いましたよ。
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朝、庭の水撒きをしていると。
ひらりひらりと飛んでいる糸トンボ
壁に止まったところを
尾の先が綺麗な水色
赤とんぼではないけれど、
トンボって、なんだか秋ねって。
朝から、
「歯医者に電話しろ!アロンアルファーで歯をくっつけるな!」
横から後ろから、
髭熊(亭主)が怒鳴る。
さぁ、頑張ってお稽古にいこっと!
そして、その後事務所。
買出しもいかないと、冷蔵庫が . . . 本文を読む
アロンアルファー
なんでも瞬間に接着!!
実は、先週の土曜日。
その前週に、ぐらぐらだった前歯の差し歯がいよいよどうしようもなくなっては医者に行った。
「どれどれ、ふむふむ」
あっ言う間もなくそのぐらぐらの差し歯を抜いてしまた先生。
(実はこの大先生、私が子供の時から見ていただいている)
「割れちゃってるんだな。」
?何割れてるって・・
もう頭の中は、来月払い込まなくてはならない上の娘の半 . . . 本文を読む
90をとうにすぎた私の祖母は
今だ現役のタバコ屋さんね看板婆さん
仕入れも帳面も全て自身でこなします
心臓も弱くなり、
腎臓も弱くなり、
もともと高い血圧
小さい達磨のような体を
支える足も弱くなった
それでも、
一族全ての誰のことも、
心にかけている
「おばあちゃんは幸せだよ。みんなにこうしてかわいがってもらって。」
どこまでもどこまでも賢い祖母
いつまでもという . . . 本文を読む
必死なの
必死
女であることも、
母親であることも、
妻であったことも
その必死が怒りになり
諦めになり
優しさになり
悲しさになり
呑んだくれて
泣いて
わめいて
怒って
抱きしめて
抱きしめられて
泣く
そして笑う . . . 本文を読む
夢をいくつみてきたのだろう
夢をいくつ諦めてきたのだろう
自分の不甲斐無さからあきらめた夢
取り巻く環境からあきらめなくてはならなかった夢
それでも、きっと私は歩いている
過ぎてしまって思えば
決められたものの中でしか生きていないような気がしてくる
あれもこれも
すべてがはじめから決まっていたような
そうなるべくして
今があるような
あれをして
これをして
あの夢をみて
この . . . 本文を読む
『人が心に想うことは誰にも止められない。』
見開きの最初のページに
小さな字で印刷された言葉
誰にも心に想うことがある
大切に大切にする人との出逢い
健さんの朴訥としたやさしい想いを覗く
最後のページに
『褒めてくれる人をみつけなくちゃね』
小さな字で印刷されている
無駄なことを語らない
肩に少しの淋しさをみる
. . . 本文を読む