朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

空の割れ目

2010-04-10 12:26:32 | 徒然に
夜明け前の空 闇にかかる雲の間から 色がこぼれ始める 空のわ割れ目 割れてしまったお気にいりのカップ あきらめきれずに、 いつまれも食器棚の隅に残してある 使い物にもならないのに どうしてもすてることができなくて もう戻すこともできないのに . . . 本文を読む

ずっと一緒に

2010-04-09 12:49:35 | Weblog
「このままずっと、こうしていたいね。」 真夜中、二人の時間 誰に邪魔されることなく過ごす二人だけの時間 時が止まればいいのに、 神様を恨みながら、 明日が今日になり 「今日になっても好き?」 そうあなたにそっと聞いてみる。 「すきだよ。」 少しだけ視線をはずして、 あなたは何気なく答える。 遠くて近いあなたと私 過ぎて行く時間があまりにも切なくて、 そのまま朝を迎えてしまいそうな二人 抱 . . . 本文を読む

花冷え

2010-04-09 08:30:57 | 徒然に
暖かくなりかけて、桜も咲きだし、早い桜はそろそろ葉桜に。 川沿いの桜は、まだ三分咲きだったりと、 狭い市内の中でもあちらこちらいろいろの桜 今朝は、また冷え込んでストーブを片づけたのを後悔したり。 ビデオ電話やチャットが娘とできるようになり、 毎晩どちらかで少し話をする。 だいぶ気持ちの持ち方も変わり、人生の無駄はないのだとこちらも思えるようになってきた。 手元から離すことで、娘も成長するの . . . 本文を読む

怖さ

2010-04-07 06:49:35 | Weblog
「恐いんじゃい。怖いのは自分なんだよ。」 あなたの言った言葉を何度も心の中で繰り返す。 「弱い自分が一番怖いんだよ。」 「強くなりなさい。」 「弱い自分を認めてしまいなさい。」 子供のように、カーテンの中で膝を抱えることをやめたはずだったのに。 気がつけば、また膝を抱えて、 声をこらして、部屋の一番隅で泣いている。 その涙の意味はなんなのか自分ではわからない。 怖いのか さみしいのか . . . 本文を読む

逢えない夜は

2010-04-04 17:20:37 | ラブレター
子猫になって、ブランケットにくるまって、 ちっちゃくちっちゃくなって丸くなって、 小さな声でミャァって短く鳴いて 少しだけほろっと涙ながして、 淋しさを逃がして、 目を閉じてみる あなたの声を思いだして あなたのぬくもりを確かめて もう一度だけ 小さな声でミャァって鳴いて 子猫になってまるまるの。 . . . 本文を読む

今日は動物園へ

2010-04-04 09:11:48 | 
昨日、中国にいる娘とビデオ電話を初めてした。 顔が見れるということの安心感。 思ったより元気そうで安心して、話をしだした。 ・・・・ 話をしている私の後ろで、亭主がおかしな顔をしたりして娘に見せていたらしく、 笑っているのかと思ったら、娘はホームッシックで泣き出していた。 「帰りたい!もう学校やめる!!」 って、おい!! 気持ちはわからないでもないが。。。。 「この週末はどこへもいかないの? . . . 本文を読む

150gの悲劇

2010-04-03 07:10:09 | 
荷物を送る。 通常国内、上の娘への食糧等の押しつけ、 会社の商品発送など。 重さを確認して送るということはほとんどなかった。 今回、下の娘への救援物資(と、娘は呼ぶ)を送るにあたって、 10kgを150g超えた。 まぁ、それはよしとしよう。 「まだ、届かないよ。」 と普通なら届いていいはずの日数を超えても届かない。 ん~~ん、さすがに中国などと思っていた。 「10kgをこえていたから、寮 . . . 本文を読む

そして今日

2010-04-02 10:55:52 | 徒然に
眠らない日々。 眠れない日々。 それが習慣となり、日常となる。 今日が今日で終わり、 昨日になる。 明日が今日に替わり、 今日が一日となる。 その一日を生きる。 楽しみながら。。。 日が替わり、今日になった明日は、 その一日を今日とした始まり、 その始まった今日の中で、また今日を始める。 始めた今日の中で、その時を生きる。 『扉をたたく人』 http://www.tobira . . . 本文を読む

新年度

2010-04-01 00:45:34 | Weblog
気がつけば4月、年度が変わっていた。 4月1日は、上の娘が1歳の時に亡くなった、私の祖父の誕生日。 優しいおじいちゃんだった。 弟達が遊びの途中でおなかがすけば、いつも祖父のところ(同じ町内で、たばこや←祖母が去年の夏に亡くなって以来叔父がやっている)でいつも味の素のきいたおおきな塩にぎりとつくってもらっては食し、また遊びにと戻っていた。 元銀行員だった祖父は、いつもネクタイを締めて背広を着込み、 . . . 本文を読む