今日は、大晦日。
新しい年を迎える準備で忙しい時を過ぎしているのでは?それとも、粗大ごみ扱いで、肩身の狭い思いをしているかな?今年最後の日に当たり、写真に取り組む姿勢について考えてみたい。タイトルは、「写真講座」とした。なぜって、アナログでもデジタルでも、写真に取り組む姿勢には変わりないからだ!
ある写真展での会話を思い出した。「この写真、投網の開いた状態といい、背景の彼岸花といいなかなかいい写真だね!」「でも、これと同じような写真をどこかでみかけたことない?」「うん、私も今そう思ってみていたんだ!」「多分、撮影者にとっては、初めて撮つせた写真なので、この写真はどうだ!とばかり出展したんだろうね?」「でも、写真展を見に来る人は、かなりあちこちの写真展を見ているからね!」「独創性のある写真にしてほしかったな?」「どうしたら独創性のある写真になるだろう?」「たとえば、シャッター速度をもっとスローにして、投網の開くさまを映しこむとか、船頭の動きをぶらすとかいろいろ考えられるんじゃないかなー?」「そうだね、誰かが撮した写真を見て、自分もと思うのはいいけれど、世の中には、2番煎じ・3番煎じで自己満足している人が、写真の先生とか、ベテランとか言われる人にも結構多いように思うな!」
独創性を求めるって大変なことだと思うけど、ひとまね、ものまねで満足するのはいい加減に卒業したいものです。
写真は、凍ったしずく です。