一期一写  身近な自然

普段見慣れた身近な風景の中から、思わぬ出会いを大切にしながら、ピンボケにならないように奮戦中。

デジカメ一眼 と 風景写真 その8

2009年09月30日 | Weblog
その7のデータを、画像処理したものが、この写真です!
うっそ~!そんなはずないじゃない?おかしいよ!
嘘でもなんでもありません、画像処理で、トーンカーブ(最初は、45度の斜めのラインになっています。)を調整しただけです。
このような事例は、いろいろな場面で経験します。
パソコンを使わないデジタル写真は、やめたほうがよいですよと最初に書きましたが、画像処理によってこんな結果を得ることができるのです。
このような処理は、写真屋では行ってくれません、自分で処理する必要があるんです。
ともすると、簡単なことを、さも難しそうに、あ~でもない・こ~でもないとひねくりまわし、もったいぶる人がこの世の中になんと多いことでしょう。
写真は、もっと・もっと簡単なものです!
カメラをいじくりまわすことは、必要最小限にして、目の前に広がる様々な景色をいかにデータ化するかに専念してください。
「木を見て森を見ず!」にならないように、身の回りにも素晴らしい自然がたくさんあります。
もう一度見まわし、シンプルに、いかに立体的に表現するかに集中しては・・・。

デジカメ一眼 と 風景写真 その7

2009年09月30日 | Weblog
風景写真の撮影に際してどのようなことに注意すべきかは、他のブログやHPなどにいろいろ書かれているので、他の人があまり触れないことに視点をおいてこの記事を書いています。
今日の写真を見ていかがですか?
「何だ、この写真?何が撮つっているかわからないし、こんなものどうするの!」と言われそうですが、ちょっと待ってください。
これは、池に張った薄氷を撮つしたものなんです。確かに、撮影をしたときにはもう少し氷に色が付いていたんだけどな~?結果はこんなものか!こんな写真ではどうしようもないから消去しよう!
普通は、こんな調子ではないでしょうか!アナログ写真では救いようがありませんが、ちょ~っと待ってください。
画像処理によって、びっくりすることが起きるんです。
その結果は、次回にどうぞ!

デジカメ一眼 と 風景写真 その5

2009年09月29日 | Weblog
4では、私の撮影方法を書きましたが、今日はその続きにします。
カメラのセットは、4で書いた通りですが、さらに撮影に際しては、三脚とレリーズを使います。
「三脚を使うとセッテングがややこしく、自由が利かないから好きじゃない。」という人を見受けますが、慣れの問題で、車のシートベルトと同じで、安全(撮影では、確実さと絞りやシャッター速度の自由度がえられ変化のある写真を仕上げることができます。)が得られます。
ただし、三脚は一番高くした時に、カメラが自分の目線の高さになり、しっかりしたものを使っています(三脚は、家の土台と同じで、土台がしっかりしていなくてはブレた写真になってしまいます)。また、せっかく三脚を使っていてもレリーズを使わずに手でシャッターを切っている人や三脚のエレベータ部をいっぱいに伸ばして使っている人を見かけますが、「百害あって一利なし!」で、ブレにつながります。

これらのことは、写真教室でもあまり教えてくれず、ましてや写真クラブの先輩もほとんど教えてくれません。(写真クラブの仲間は、ある意味ではライバルであり、よほど人の善い人でないかぎり教えてくれるなど期待しないほうがよいです。)

デジカメ一眼での撮影に際し、カメラのセットはできるだけ単純にし、被写体と向き合うことに最大限の勢力を注ぐべきです。

でも、こんなことでは、ろくな写真も得られないのではとの心配もあろうかと思いますが、縦・横・高さの変化・若干の位置の変動やアングル・絞り値・ピンと合わせに集中してください。

後のことは、撮影後のパソコンでの画像処理で、自由にできます。
現地では、良いデーターを得ることに専念することが大切です。こんな調子ですから、モニターは、滝などを撮つしたときに、水がどのように映っているかを見る程度にとどめ、現場で消去することなどもありません。

画像処理でどれくらい違うのかって?それは、冒頭の写真と、その6の写真を比べてもらえばわかると思います。

わかったようなことを書いているが、カメラは、何を使っているんだ?と質問されそうですが、現在、キャノン EOS KISS DITAL X を使っています。
な~ンだ、初心者用の入門機か!そんなカメラで・・・・。
でも、1000万画素を超えており、全紙までの拡大に不自由しておりません!
見栄を張りたい方は、もっと高いカメラをお使いください。
その代わり、レンズは、Lレンズを使っています。
写真は、レンズで撮つすもので、カメラは、暗箱だということをお忘れなく!


デジタル一眼 と 風景写真 その4

2009年09月28日 | Weblog
何か解ったようなことを連載しているけど、お前はどのようにして撮影しているんだ? 

すいません、今日は、私の撮つし方を参考に記します。
ISO感度は、通常は100(暗かったり・早いシャッター速度がほしいときのみ感度を変える)。記録は、RAW。ホワイトバランスは、オート。露出補正は、+2/3(メーカーによって、露出状態の設定が異なりますので、自分で確認してください。デジカメでは、同じ被写体を、露出補正を段階的に変えながら撮し、確認することを勧めます。デジカメは、ハイライト部が飛びやすいようなので露光量を増やすために、私は、+2/3補正をしています)。フォーカシングは、マニュアル。
こんな所です。段階露光など余分なことはせずに、撮影に専念します。
ただし、これは面白いな!と思う被写体については、縦・横・露出を変えて・アングルを変えて、後で後悔しないようにシャッターを切ります。

撮影後は、まず、パソコンに取り込み、DVDまたはCDにコピーしてから、画像処理を行います。

画像処理は、DVDまたはCDにコピーをしてあるので安心です。
現在、キャノンのカメラを使っているので、画像処理は、DPPを用いています。

何か難しそうなことを書きましたが、最初は、カメラ任せのPモードでの撮影を勧めます。これは、露出も、ピント合わせもカメラに任せ、アングルのみに専念すればよく、大変楽なカメラ操作です。
Pモードでの撮影が物足りなくなってから、他のモードに変えればよいでしょう!

今日は、ここまでにします。

デジタル一眼 と 風景写真 その3 

2009年09月27日 | Weblog
風景を写真にする時、どのようなことに注意するばよいのでしょうか?
写真は、平面です。
平面の写真をいかに立体的に表現するか!が最大のテーマです。
平面の写真を、奥行き感があり立体的に表現するには、絞り値をコントロールして焦点深度を利用することです。
一昔前までは、風景写真は、パンフォーカスで撮影すると言われていましたが(絞りの値を大きくして(絞り込む)、手前から最深部まではっきりと見せること)、近年では、被写体も多様化しており、絞り値をコントロールして、いかに立体的に表現するかが求められます。
風景写真を趣味にして、そこそこの年月が経ちましたが、絞り値をいくつにするか?ピントをどこに合わせるか? がこの先も続く課題のように思います。

もう一つ、一眼カメラのピント合わせを手動で行う時、カメラの視度調整をする必要があります。
視度ってなあに?と意外に知らない人が多いんです。
これは、ファインダーをのぞいた時、被写体ではなく、フォーカシング用の細いラインがはっきりと見えるようにすることです。
視度調整は、以前したから大丈夫という人も、もう一度確認してください。月に一度は、調整する必要があります。最近目が悪くなってきて、どうもピントがよく合わないので、オートフィーカスを利用しているという人、もう一度確認してみてください!

今日の話は、デジカメには関係ないと思っている人いませんか?
撮影をするときに気を付けることは、デジカメでも・アナログカメラでも同じです。

この続きは、また明日!


デジタル一眼 と 風景写真 その2  

2009年09月26日 | Weblog
その1では、デジタル写真の処理にはパソコンが必需品ということを記しました。
今日はその続きです。
撮影は、RAW で行いましょう!
RAWデータでも、カメラメーカーのそれぞれの思いが入っているようですが、一応、生データということになっており、後処理によって様々な処理が可能になります。
RAWで撮影しておけば、段階露光は、必要ありません。さらにRAW+Jpegで撮影している人を見かけますが、これも必要ありません。
メーカーは、あれもできます!これもできます!といって不要なものまでたくさん沢山カメラにはめ込み(失礼、パソコンを使わない人には必要かもしれませんが)高く売ろうとしているとか思えません。
たとえば、あるカメラでは、撮影時の発色を選べるようになっていたり、いくつかの画像を重ねたりする機能まで搭載しています。これらのことは、パソコンを利用すれば、後処理でが処理が可能で不要と思われるものです。
カメラは、軽くて扱いやすくシンプルなものでよいと思います。
忘れてならないことは、写真は、レンズで撮つすのであって、カメラは、極端に言えば、暗箱にすぎないわけです。
話がそれましたが、撮影ではRAWデーターを得るようにしようとうことです!

デジタル一眼 と 風景写真 その1

2009年09月25日 | Weblog
デジタル一眼カメラ(あえて一眼レフではなく一眼とする)で 風景写真を撮つす人が増えているようだ!(風景写真を楽しんでいるカメラマンで私の周囲にいる人も、アナログからデジタルに切り替えている人が多くいる。)
「パソコンを使っていますかと?」と尋ねると、「いや~パソコンはどうもね~!」との答えが返って返ってくる人も結構いる。
でもちょっと待ってほしい、なぜなら、デジカメもアナログカメラの延長としてとらえている人が結構多い。
アナログ写真は、撮影が済めば、現像もプリントも写真屋任せで、プリント写真が出来上がってくると考えているのではないかな~。
デジタル写真も同じと考えているのではないだろうか?
そういうことを助長するように、デジカメに、段階露光の機構が組み込まれている。画像処理をパソコンでするなら、なぜ?段階露光などするのだろうか?
デジタル一眼で、風景写真を楽しむなら、アナログ時代に写真屋任せにしていた部分を自分で処理してこそ、自分の好みの色と濃度の写真をえられる。
まず第一弾は、ここまでにします。
デジタル一眼で、風景写真を楽しむならば、パソコンでの画像処理(アナログの現像とプリントに相当する)を前提にすることが必要です。

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2009年09月25日 | Weblog
今日は、快晴の朝を迎えた。

東側にある山の端から朝日が射し始める。

棚田のネットが、実りの稲が、畦の草花が光り始める。

ついつい 光り輝くネットに・朝露に目が向いてしまうが、足もとの野の花々に

も、朝露がつき輝いている。