美容外科医の眼 《世相にメス》 日本と韓国、中国などの美容整形について

東洋経済日報に掲載されている 『 アジアン美容クリニック 院長 鄭憲 』 のコラムです。

ホルモン・内分泌疾患(内科)26

2008-02-10 10:41:20 | 医学用語集
副腎皮質ホルモン剤:

皮膚につける薬品のうち、炎症止めとして効果があるものを副腎皮質ホルモン剤という。副腎皮質ホルモンにはヒドロコルチゾン、デキサメサゾン、プレドニゾロンなど多種多様な薬品がある。


慢性甲状腺炎(橋本病):
【原因】
自己免疫異常により甲状腺組織が破壊され甲状腺ホルモンの分泌が低下すること。甲状腺機能低下症の代表的疾患。橋本策先生が発見したのでこの名前が付いた。
【症状】
甲状腺ホルモンの低下により、新陳代謝の低下、低体温、知能・思考力の低下、成長障害、眠気、無気力、脱毛、食欲低下、便秘などの症状が見られる。
【治療・対策】
橋本病でも甲状腺の機能に異常がなければ治療は必要でない。甲状腺機能の低下が見られる場合には、甲状腺ホルモン(サイロキシン)の服用が必要である。一部でヨードが甲状腺機能低下に効果があると言われているが、多量のヨードは甲状腺機能を抑制させることが分かっている。【原因】
自己免疫異常により甲状腺組織が破壊され甲状腺ホルモンの分泌が低下すること。甲状腺機能低下症の代表的疾患。橋本策先生が発見したのでこの名前が付いた。
【症状】
甲状腺ホルモンの低下により、新陳代謝の低下、低体温、知能・思考力の低下、成長障害、眠気、無気力、脱毛、食欲低下、便秘などの症状が見られる。
【治療・対策】
橋本病でも甲状腺の機能に異常がなければ治療は必要でない。甲状腺機能の低下が見られる場合には、甲状腺ホルモン(サイロキシン)の服用が必要である。一部でヨードが甲状腺機能低下に効果があると言われているが、多量のヨードは甲状腺機能を抑制させることが分かっている。


1型糖尿病 :
膵臓のランゲルハンス島が激しい炎症をおこしインスリンの分泌能力がなくなることで生じる糖尿病。自己免疫異常が関係しているとされ、1型糖尿病患者の多くは遺伝的な素因を持っており、若年時に発症する。
1型糖尿病患者はインスリンを外部から補給をしなければ血糖値を下げることが出来ないので、インスリン治療が必要である。血糖値のコントロールが出来なければ、合併症が進行し失明や透析、神経症などを引き起こす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホルモン・内分泌疾患(内科)25

2008-02-10 10:37:57 | 医学用語集
バセドウ病
【原因】
自己免疫異常によって甲状腺機能が亢進する病気。甲状腺刺激ホルモンと自己抗体が結合することで甲状腺を刺激し過剰のホルモンが分泌されてしまうことで起こる。
遺伝的な素因に加えて、過労、ストレス、出産、外傷などが関係しているといわれる。
【症状】
代謝が過度になり、エネルギー消費量の増加による体重減少、下痢、不整脈、呼吸困難、精神不安定、昏睡などの症状が見られることがある。眼球の前方突出や瞼の腫れが見られることもある。
【治療・対策】
治療としては抗甲状腺薬の服用で改善するが、外科的手術、放射線治療などの選択肢もある。
過労やストレスなどの環境を改善させることも大切である。


副腎腫瘍:
【原因】
副腎腫瘍とは副腎に腫瘍ができること。
【症状】
腫瘍形成と同時に、副腎から分泌されるホルモンが過剰に産生され、高血圧や代謝の異常などの症状をもたらす。
【治療・対策】
手術による腫瘍の摘出


副腎皮質刺激ホルモン(ACTH):
ACTHは、副腎皮質刺激ホルモンとも呼ばれ、副腎に作用してコルチゾールや副腎アンドロゲン(男性ホルモン)の産生を促す働きをするホルモンである。また、皮膚の色素を決定する機能を持ち、分泌が低下すると、本来色素が沈着している部分が薄くなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする