さいきんてあのね

がまぐちの空空商會朝来のだらりな日々書いてます。
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極彩色の後は人形劇  草間弥生展~なにわ人形劇フェスティバル

2012年04月01日 | たのしいおでかけ話

今日のまちあわせはここー!

国立美術館で開催中の「草間弥生展」に行ってきました~お誘いいただいちゃったのだ。

ということで絵描きのまがねさんと一緒にうろうろ。

あたしは全くもってアートのことはようわからん方で、更にこういう前衛的な作品はよけいわからん。そんな目線の草間弥生展です、ごめんね弥生ちゃん 

ここから先は、あくまでもあたし個人の感想ですのでご了承くださいね。

あたしは前衛系の芸術家と言われる人たちは、みんなあちらとこちらを精神的にふらふらしてる人だと思っています。見方かわれば芸術とみとめられるけど、間違えれば精神的な病人。

肉体は、現世で生きてる以上、モノを食べないと生きていけないし排泄もしないといけない。呼吸もする。だけど精神の世界では現世を離れて別の世界で息をしようとしてるような感じかなあ。

今回、この展覧会を拝見して、まさにそう思ったのでした。

加えてあたしは、どうもアートをアートとしてみることができなくなっていて。どういう風にみても、商品化させて考えてしまうんですね。

それは昔芝居をしていたので、未だにテレビドラマや劇場公演を拝見すると裏方目線でしかみられなくなっているのと同じように、こういう作品はあたしにとってはデザインでここから何らかの商品にする価値があるか、売れそうかとか、そういう方向に考えてしまいます。

なのであんな四角いカンヴァスに極彩色で描かれた作品は、すべてスカーフデザインにみえたし、ふとみると生地にするとかわいいかもと思ってしまうのでした。

下世話ですね~

それぞれ作品はそんな感じでしたが、最後に彼女の制作風景をドキュメントとして撮ったものが流れてましたが~

うーんやっぱり自分のことを「天才」と読んだりするあたりがもう、際きわのところにいる感満天。

さらに彼女はすごい制作スピードなんです。なのに下書きがみつからない。カンヴァスにも描いてない、ほんとにおもいついたものをどんどん書き込んでいくような感じでした。だからあんなに点数が多いんだなと納得です。

さらにね、できあがった絵をできあがってから天地きめてるのにもびっくり!そういうことにこだわるから既成概念が!とか言わないように。これにはちょっとびっくりですよ。

一緒にみていた絵描きのまがねさんもこれにはびっくりしてました。

うーん、確かにすごいのだけど勢いは感じるのだけど、なにせあたしの頭理解レベルでもはないので考えないけどね。

そんなわけで草間弥生ちゃんの展示は終了~

天王寺方面に移動します。

実はこの日は一心寺界隈で「なにわ人形芝居フェスティバル」が開催されていました。

一帯の各寺院で人形劇を上演したり、屋台が出たりとおもしろそうなイベントです。

 

 

 

これ、ポスターです。

絵描きまがねさんは今回このイベントで街角アートというイベントに出典されてるのです~

 

 

 

 

こーんな壁に作品が並んでます。

いろんな方の作品がずらりと並んでいますね=

どこにあるかなーと探してたら、

 

 

あったあったー

かわいいですね~。

その後はうろうろして

あちこちにかわいい屋台が出てるんですよ~

お昼ごはんはこちらのやきうどんをいただきました

まがねさんはハンバーガー買ってたな。

うろうろしててみつけた、お団子もかって食べちゃいましょう~ 

 

 

 

 

 

ぽてぽて歩いていると~こんな集団が前から歩いてくる!つか足なが!

 

 

 

そんな中で拝見したのが。

 

 

 

 

 

こちらの紙芝居屋さん~。

もうしゃべりや声使いがすごくて楽しい!ちびっこたちも真剣にきいてましたよ~

塩崎おとぎ紙芝居の方。大阪でも紙芝居されているそうですよ~。コドモたちのいじり方とか乗せ方がほんとうに上手で、コドモたちも夢中になってるんだよね~。すごいな~さすがだな~。

引き続きたまたまとあるお寺さんの本堂で人形劇をされていてそれもみた。その後うろうろして、應典院さんではパラルシルセさんでもお馴染みの京芸さんが公演をされていた。

京芸さんの公演は、さすがに有料なんだけど、まだちゃんと拝見したことがなくて一度拝見してみたくて丁度時間があったので拝見することができた。

もうね~楽しかった~。

途中あるきつかれすぎでうとうとしてしまったけど、京芸さんもさすがのプロで子どもたちが集中して最後までちゃんとみてたんですよね。

その前に拝見した人形劇がいかんということは全くなくて、それはそれで楽しいんだけど、やっぱり素人なんだな。自分たちがやることで精一杯で、台詞なんかはもう普通のやりとりみたいだし。終演後、帰りながらちびっこたちが京芸さんの公演内で歌われていた歌をうたいながらでてきたところで「あ~さすがだな~」と思ってしまった。

やっぱりプロって違うのよね。

が、結論。楽しませることって簡単じゃないんだけど、自分もたのしみつつ相手を楽しませる技術は素晴らしいものです。

ゆるい!

こういうゆるさも時には必要ですが!

実は一心寺さんは、まだあんな立派なものができるまえ、應典院さんは、何年も前、まだ芝居にどっぷりつかっていた頃にお邪魔してます。

一心寺さんの方は、まだばりばり現役の惑星ピスタチオの公演を観に。ここで佐々木蔵之介さんのファンになったのでした。

應典院さんでは公演をしました。あたしは衣裳スタッフだったので出てはいないけど、きれいなホールで地下に楽屋があって面白かったな~

なんてことも思い出しながら

 

楽しい一日でございます。

ただね~このイベントとーっても有意義で楽しいイベントなのに、思ったより参加者が少なかった。周辺の人が来てるだけという感じで。

それがもったいないなーと思いました。