奥 油彩
もうすぐ4月、新たな生活の準備をする季節となりました。
今回は、奥さんの作品のご紹介と展覧会のお知らせです。現在は自粛期間ということで奥さんもミオスには通われていませんが、お家で積極的に作品を制作されているようです。
時に巨匠が描いた作品やモデルの切り抜きの模写、動物を描いたものなど多義に渡って作品を制作されていますが、厚みをもって塗られる絵の具の鮮やかさも伴って、どれも強く印象に残る油彩ばかりです。
描くモチーフによって背景の様子も様々に変化し、主役のものと親和性を持たせつつ全体をどのような雰囲気にしていこうかと思いを巡らせながら描き進めていくことに楽しみを見出しているのでしょう。
例えば、モデルを描いた作品は髪の毛に使われている色が多義に渡りながらも、その質感を上手く表現しています。陽光を浴びて一点の曇りもなく前を見つめるその姿に強い意志のようなものを感じます。
それと比べると、猫を描いた絵は、色数を抑えつつライラックのような色を主役と背景に配し、どこか日本的で柔らかな印象を醸し出しています。
とはいえ、どの作品も並々ならぬ生命力に溢れており、見ごたえのある作品ばかりです。
◎奥さんの展覧会のお知らせです。
港北区で主催する『第16回港北美術展』に出品したそうですが、この展覧会、今年はホームページ上で開催されるそうです。
3月15日(月)~28日(日)まで見られます。リンクはこちら
~おうちにいながら美術展を楽しみませんか?~のサブタイトルが付けられています。是非ご高覧ください。
追伸
中野さんからも、こちら港北美術展に出品されたとのご連絡を頂きました。お二人の名前で見付けてみてくださいね!