モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

体温まで感じる存在感

2021-03-22 22:16:02 | 小学生 工作

花粉症で目薬が手離せません、ナツメです!
小学生クラスのキメラ制作の様子について先日よりブログでお伝えしていますが、作品はまだまだあるので引き続きご紹介します!

はじめは一様だった新聞紙とワイヤーだけの骨組みが、最後には一つ一つが超魅力的、それもその子にしか出せない個性溢れる作品に変身していく様子を、階段で目撃した方も多いのではないでしょうか?所狭しと100匹もいたキメラですが、完成させた子達が続々と持ち帰っているので、帰り際の作品の少なくなった階段にはなんだか寂しい印象を受けます。


今回は着色した粘土の上に色や模様を描き足していきましたが、ベースとなるパステルカラーの粘土の色+上から塗る絵の具の原色、質感や発色の異なる2種類の色により、さらに豊かな表現ができたと思います!沢山の色を使って冒険してみる子、単調にならないよう絞った色数の中で絶妙な差を出すことに一生懸命になる子など、それぞれの中でどういうキメラにしたいかのイメージが強かったからこそのこだわりも感じました。


私が小学生クラスの頃にこのカリキュラムがあった時、オカピとカンガルーのキメラにしよう!と安直にオカピ柄のカンガルー(それも茶色と黒の味気ないもの)を作った記憶があるので、今回の子ども達の自由なアイディアには感心するばかりでした。粘土だけでなく、絵を描くときにも今回のような枠組みに囚われない発想を大事にしてみてほしいです!
そして、お家に置くと温かみのある空間になると思いますので、ぜひ飾って仲良くしてくださいね!!

追伸 我が家では5年前の大々的な大掃除を機にキメラを捨てられてしまいましたが、それまではちゃんとありましたよ!

コメント
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