桜が見頃になってきましたね。今週末は綺麗な桜が楽しめそうです。3月9日の親子クラスでは、梅・桃・桜といった春の花を墨と和紙と絵の具で制作しました。
最初は、水をたっぷり含んだ筆で和紙に1本線を描きます。その線に向かって、ポタッと墨を垂らして紙を斜めに傾けると・・・湿った部分にだけ墨がどんどん流れていきます。筆で描くのとは違い、墨が動いていくように見えるのが楽しいです!さらに墨をストローで思い切り吹いたり、そっと吹いてみたりすると、墨がピュッと弾けたような線ができて、これもまた予想外の線の動きが楽し~い!これは吹き流し、または吹き絵といって、偶然性を生かした技法です。こども達は、墨の動きを楽しんで遊んでいますが、実はこれが春の花の幹と枝にと変わっていくのです。
偶然出来た線を色々な方向から見てみると、確かに木に見えてきますね!一番格好良い枝振りになる構図を親子で決めたら、最後は花の制作。こちらは、絵を描くのではなくて、クシャクシャに丸めた和紙に絵の具を浸して花に見立てました。花の色は、自分好みのピンクに染めます。淡いピンクも濃いピンクもどちらも綺麗ですね!これだけ満開の花の絵を飾ったら、運気も上がりそう!!(Eri Ito)