もこにゃんとばあば

もこにゃん もうすぐ八才(2015年生れ)
登場数は少ないですがヨロシク!にゃん

台風

2022-09-03 05:46:25 | 俳句・短歌

大台風刻々列島過ぎゆけり

おおたいふうこくこくれっとうすぎゆけり

大台風ちび台風を巻き込みて天気図の面活気ずきたり

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日本では、古くは野の草を吹いて分けるところから、野分(のわき、のわけ)といい、11世紀初頭の『枕草子』『源氏物語』などにもその表現を見ることが出来る

ただし、野分とは暴風そのものを指す言葉であり、気象学上の台風とは概念が異なる

江戸時代には熱帯低気圧を清国にならって颶風(ぐふう)と訳した文献(オランダ語から翻訳された日本初の気象学書『颶風新話』)があるが、明治の初めにはタイフーンまたは大風(おおかぜ)などと表していた。

昭和31年に指針として「同音の漢字による書き換え」が示されて以降は多く台風と書かれるようになった(これに対し台湾、香港では現在も「颱風」と呼称する)。

台風が日本本土を襲う経路は様々であり、類型化は難しいが、典型的な台風として、北緯15度付近のマリアナ諸島近海で発生して西寄りに時速20キロメートル程度で進み、次第に北寄りに進路を変えて北緯25度付近、沖縄諸島の東方で転向し、北東に向けて加速しながら日本本土に達するというパターンが考えられる。

台風の経路として書籍にもしばしば掲載される型であるが、実際にはこのような典型的な経路を取るものは少なく、まれには南シナ海で発生してそのまま北東進するもの、日本の南東海上から北西進するもの、あるいは狩野川台風(1958年〈昭和33年〉台風第22号)のように明確な転向点がなく北上するものなどもある。

さらに、盛夏期で台風を流す上層の気流が弱く方向も定まらないような時期には、複雑な動きをする台風も見られる。

日本の気象庁の定義によれば、台風の上陸とは、台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸に達することをいう

したがって、台風の中心が上記4島以外の島の海岸に至っても上陸とは言わないため、沖縄県に台風が上陸することはない。

台風の中心が、小さい島や半島を横切って、短時間で再び海上に出ることは、台風の通過と呼ばれる

また、ある場所への台風の接近とは、台風の中心がその場所から半径300km以内に達することである

日本には、平均して、毎年11個前後の台風が接近し、そのうち3個くらいが日本本土に上陸する

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今まさに台風11号が沖縄近辺で方向転換をして、巨大台風になりつつ北上しています。

沖縄で3日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は50メートル(70メートル)、4日は40~50メートル(55~70メートル)。先島諸島では一部の住宅が倒壊する恐れのある猛烈な風が吹く可能性がある。

3日にかけて予想される波の高さは沖縄10メートル、奄美6メートル、4日は沖縄10メートル、奄美8メートル。

沖縄では4日にかけて警報級の高潮になる場所があるとみられ、海岸や低地では浸水や冠水に厳重な警戒が必要だ。

3日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、沖縄150ミリ。その後の24時間では沖縄200~300ミリ、奄美100~150ミリ。

台風は3日午前0時現在、石垣島の南約240キロをゆっくりした速さで北西へ進んだ。

中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から半径95キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。

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数日前から台風11号は日本各地に様々な影響を与えています。

沖縄の友人に避難を呼びかけましたが、大難が小難にそして無難になりますようにとお祈りします。