エリザベス女王逝けり 月今宵
えりざべすじょうおういけりつきこよい
女王は国への奉仕全うし支え与えの絆つくりし
1926年、ロンドンに生まれた時、エリザベス2世が将来、国王の座に就こうとは、誰も予想しなかった。
父は次男であり、国王の座は父の兄、つまり女王の伯父とその子孫に引き継がれるはずだった。
誕生したのは宮殿内でなく、母の実家が所有していたロンドン中心部のビルだったが、それも跡継ぎと見なされなかったからだといわれる。
しかし、エドワード8世として即位した伯父は36年、在位1年に満たない中で、離婚歴のある米国人と結婚するために王位を捨てた。世にいう「王冠をかけた恋」だ。
その弟がジョージ6世として即位し、長女のエリザベス2世は10歳にして、将来の女王と目されるようになった。
英王室は8日、「女王が本日午後、バルモラル城で安らかに亡くなりました」と発表した。
バルモラル城は北部スコットランドにある女王の静養先。
女王は6日、バルモラル城でトラス首相と面会、前日に保守党党首に選出されたトラス氏を新首相に任命したばかりだった。
女王は通常、ロンドンのバッキンガム宮殿で新首相を任命するが、女王の歩行が困難になっているため、同城で実施された。
7日に予定されていた公務は「医師の助言」に基づいてキャンセルされていた。
女王は今年2月6日、英国の君主として初めて在位70年を迎えた。
高齢ながら公務にあたる女王は多くの国民に慕われ、6月には即位70周年を祝う祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が行われた。
女王は声明で「みなさんの善意に鼓舞され続けている。
私たちが自信と情熱を持って未来を見つめる中、この数日間が、過去70年間に達成してきたことを振り返る機会となるよう期待している」と述べていた。
女王の棺は英国各地を訪問し、国葬は19日ロンドンで営まれる。
エリザベス女王は世界の人民から敬愛されていたようです。
・・・・・・・・・・・
敬愛されていた女王だから国葬はふさわしいと思いますが、この度の日本の国葬どこかおかしくないでしょうか。
自民党に命を捧げたようなものでしょうから、自民党葬がふさわしいと思いますが。
国葬の案内状をネット公開した議員さんに故人に対して非礼だと言う人がいますが、彼は国民には非礼では無かったのかしら?
~~~~~~~~~~~
息子が川エビを戴き、ママがかき揚げを作ってくれるらしいので、今日の夕食にはきっと母も昔食べたであろう、川エビとお蕎麦にしようと思います。