オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

ボード&スタビのセッティングとケーブル試聴♪

2012-06-02 13:47:07 | お客さま宅
今日はコプラーレのボードを特注でご注文いただいてたお客様宅にセッティングに来ました!
他にもオラクル用スタビもご注文いただいてましたのでついでに調整セッティングです!

まずは現在のSPの位置関係をメモ。( ..)φメモメモ

アコリバのボードからの取替えです!

スパイク受けはリプラスのHR-HG石英です。
SPを一旦退けてスパイクのリセットをしてやります。


工具を一式持ってきているのになぜか10-12のコンビがないのでお客様に借りました(^_^;)
さすがいいもの好きのお客様、KTCのネプロスです!!(^_^)

工具がいいと、いい仕事が出来ますね~~!

水平をとりながら圧力調整と位置だしを一度にします!
コレは結構至難の業ですよ!(^^ゞ

この作業で音が大きく変わってしまい、せっかくの機器が死んでしまいますので非常に重要な作業です。

時間をかけてボードセッティング終了です!
後はヒアリングで詰めていきながら微調整します。

この時点で試聴♪

凄い有機的でエネルギー感と解像度ですね~!
惚れ惚れします!
ただセッティングしたばかりなので落ち着くまでにまだまだ良くなりますが、この時点でセッティングに問題はなさそうです。



次はオラクル用スタビです!
メーカーからは一応100分の1ミリ単位で微調整をしてきているので試聴ルームのオラクルと同じスピンドル径だとバッチリですが…

入りません。(^_^;)
浮いちゃってますね。(^^ゞ

ということは、計算上0.13mmを0.08mmに変更すればいけるはず。
0.13mmのテープを剥がします。


ここに0.08mmのテフロンテープにしました!
これでOKのはずです!


見事にバッチリで全くガタがなくスムーズに入ります!!

多分1000分の5ミリの精度は出ています。(^_^)

さて、この時点で試聴♪

2人とも「は~~あ!凄い!!」
セッティングが煮詰まっているのでスタビの効果バツグンです!
弱い音の解像度が素晴らしく高いので解像度はもちろん、音色もグンと豊かで申し分ない感じです。

さてさて、ついでにオラクルのサスペンションの再調整です!

やっぱりへたってます。(^_^;)
4個のサスペンションの相互関係を微妙に調整するために、長年の業で調整しますがかなりシビアです。(^_^;)
15分ほど減衰の微妙なバランスを調整していき、完璧な動きになりました!!(^_^;)

この時点でまたまた試聴♪

「おー!!、コレも凄いですね!」
と、お客様もニンマリです。

上下のレンジが拡大され定位もよくなり音階もはっきりします。
サスペンションの減衰バランスが狂うと音が重くなりダルくなってきますし解像度も落ちてしまいます。

今回は次の目標のためにお客さまからのリクエストで、JORMAのユニティーのケーブルを持ってきました!


まずはDAC-PRE間のRCAを交換!
これは凄い全てがいいです!!
エネルギーも10倍ほど増えレンジも広くなりますね~!

次はSPケーブルを交換!
これはスケールが大きくなりまとまりが良くなります!
RCAほどの劇的な変化というより仕上げという感じですね。

その後、逆順番で戻していきます。

こうやって、次何をしたらコストパフォーマンスが高く劇的に良く出来るかを探っていきます。
次の目標は明確に決まりました♪

セッティングを煮詰めていくと劇的に良くなっていくことで、こうやって製品の比較をすると非常に変化がわかりやすく目標が立てれますし、いいもの悪いものがハッキリするので間違いのないシステムアップが出来ます!

このお客様の今回のメニューです。

①ボード設置、セッティング、ボイッシング
②オラクルスタビ、フィッティング調整
③オラクルCDトランスポートサスペンション再調整、ボイッシング

と、3項目ですが、当店でお買い上げいただいてますので¥0です。(^_^;)

通常ですとかなりの技術やノウハウを提供して、時間と出張費を考えるとかなりの料金になります。(^^ゞ
セッティングでよくなった音から考えるとかなりの費用対効果ですね。(^_^)

末永くオーディオライフをご堪能いただければ嬉しいです♪