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スタッフの三屋です。
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珍しくPCオーディオの記事です。
CDをメインで再生しているお客様が、最近になり家で余っている古い MacBookPro を音楽専用に使い始めてPCオーディオにハマり始めたとのことで、お店に持ち込まれ色々と実験してみました。
音楽のデータはCDを非圧縮AIFFでリッピングしたもの、再生ソフトは Audirvana を使用しています。
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まずは、MacBookProのヘッドホン出力からクライオのマイナーな商品、ステレオミニーRCAピンジャックの変換アダプタを使用してピンケーブルでのアナログ接続から。
こんな簡単な使い方でもMacのおかげなのか、音に変な癖はないですね。しかし、音場は狭いし、音の線が細いのでCD再生の音に慣れている方には不満は残ります。
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次に、当店でも発売以来ロングセラーのDAC、CHORDのQUTESTの当店オリジナルトランス式電源仕様を追加。接続はUSBになりデジタルになります。
さすがQUTEST。一気に情報量が上がり音が密になり豊潤になりました。
さてここからがこの実験の本題になります。当店でおすすめしております MUTEC のリクロックマスタージェネレーター兼USB DDコンバーターの MC3+USB ですが、CDプレーヤーに追加する際には、最終的には同社のリファレンスクロック REF10SE120 を追加することをおすすめしていますが、それがPCではどうなるのかが興味深いところです。
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MC3+USBをMacBookProーDAC間に追加。接続はPCーMC3+USB間がUSB、MC3+USBーDAC間が同軸デジタルケーブルになります。
おおー。背景でざわざわしていたものが無くなり、ノイズっぽさも無くなって、聴きやすくなっているうえに情報量は上がっています。デメリットは全く感じられません。
ここまで良くなるのは、PCからのUSB出力に乗っているクロックの信号が、オーディオの製品とは違いノイズも多く不正確になっているのと、USBはDC5Vも供給しているためだと思われます。
それらがMC3+USBを通ることにより、リクロックされるのと同時にDDコンバートされてDC5Vも切れるので、ここまで良くなるのだと思います。
ここまで来るとPCの利便性を選ぶ方もおられると思います。
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最後に禁断の超高精度クロックREF10SE120を投入。接続はMC3+USBにBNCケーブルにて入力します。PCーDACのシステムに対しては並列に接続する形になります。
さらに静寂さが増し、音のフォーカスが合っている感じです。やはりデジタルの世界はクロックは重要ですね。
CDの場合はここまでやりたくなりますが、PCの場合はMC3+USBだけでも、充分だと思います。
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今回の実験で思ったことは、CD、アナログレコード、PC・ネットワークオーディオはどこまで行っても違うもので、それぞれ違う音だということです。
ご自身に合ったソースを選んでいただければいいと思います。