5日の午前1時15分からNHK総合で放送された「こうして村人は戦場へ行った 滋賀県旧大郷村の徴兵記録」は優れた番組であった。ハイビジョン特集の再放送だったようだが、あと一回やって欲しいくらいだ。旧大郷村の兵事係をしていた西邑仁平氏の残した膨大な兵事資料を基に、一つの村でどのように人々は戦場に動員され、それに村人はどのように対応したかが、資料の読み解きや生き残った兵士、遺族の証言などによって浮き彫 . . . 本文を読む
1995年9月4日、沖縄島北部で米海兵隊員三人によるレイプ事件が起こった。あれから13年の時が経った。被害者やその家族はこの間どのように生きてきたのだろうか。
そのことを考えるなら、事件の起こった北部の地に、これ以上基地を増やすことなどできないと思うのだが、島袋名護市長、仲井真県知事、日本政府ともに事件のことを忘れたかのように、辺野古への新基地建設を推し進めている。
米兵による事件を一般化し . . . 本文を読む