それは住民虐殺に関しても言える。女性が殺される場面を見た三人の元師範学校生、川崎正剛氏、渡久山朝章氏は虐殺現場を第六坑道口近くの、山内昌健氏は第五坑道口近くの師範学校実習田としている。殺害場所は参謀室から遠く、しかも屋外である。八原氏にしても〈司令部勤務のある女の子が、私の許に駆けて来て報告した〉(『沖縄決戦』P186)からその事実を知り得たのであって、報告がなければ知らなかった可能性がある。 . . . 本文を読む
今日3月26日は、67年前に座間味島、慶留間島で強制集団死が起こった日である。犠牲となった人々の冥福を祈りたい。
第32軍司令部壕説明板文案から「慰安婦」「住民虐殺」の文言が削除されたという報道のあと、沖縄県平和・男女共同参画課に電話をし、説明板担当のMという職員と話をした。削除の根拠となった証言は何かと問うたところ、担当職員があげたのは以下の2点であった。
①1992年7月22日付琉球新 . . . 本文を読む
ユーチューブに投稿されている第32軍司令部壕の調査映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=RVb6LYueS28
http://www.youtube.com/watch?v=LSGycn9KBm4
沖縄県はもとより、こういう貴重な映像資料を持っている団体は、ぜひインターネットで公開してほしいものです。 . . . 本文を読む