海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ガット船による土砂の搬送と土砂陸揚げ/K9護岸奥の木々の伐採

2021-10-21 23:59:41 | 米軍・自衛隊・基地問題

 

 21日(木)は雨の予報だったので、カヌーで海に出るのはやめて、平和丸1隻を出して海上から監視活動を行った。

 午前8時半頃、ガット船7隻(第二十八旭丸、清明、第三十八ひなた丸、第八高砂丸、栄雄丸、第八藤進、第百三十六伊勢丸)が大浦湾に入った。

 羽地内海にいた第二十八旭丸や第八藤進、第百三十六伊勢丸なども入ってきている。

 K8・K9護岸では、夏場は午前7時から土砂の陸揚げが行われていたが、現在は午前8時頃から行われているようだ。

 K9護岸の奥の森では木々の伐採が行われているようだ。崖の上まで切り開かれ、フェンスが張られているのが部分的に見えた。

 辺野古弾薬庫側から続く侵入防止用フェンスの設置作業かもしれないが、美謝川の切り替え後の河口はK9護岸の外側に造られるので、それとの関連でも木々の伐採にも注意しておきたい。

 長島の近くでは潜水作業中の黄色いのぼりを立てた船が出て、サンゴを移植するための採取作業が行われていた。

 船の奥に見えるN2護岸では、ダンプカーが運んできた砕石をもっこに下ろし、クレーン車が海に投下して護岸を伸ばす作業が行われていた。

 午前10時54分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見ると、K8・K9護岸から陸揚げされた土砂が、②工区と②-1工区に投入され、嵩上げ工事が行われていた。

 


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