海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

静けさが戻る

2011-03-03 23:39:21 | 米軍・自衛隊・基地問題

 
 3月に入りヤンバルの新緑が見頃になっている。4日から東村ではツツジ祭りも始まる。
 1日から3日は午後、高江のN1に行った。工事は行われず、入口周辺のネットや横断幕の片づけ作業が行われていた。3日にはすっかり片づけられ、道路脇の枯れ木が2月の激闘の跡をとどめるくらい。小雨模様で風が冷たい日が続いたが、朝から片づけ作業を行っていた皆さん、ご苦労さんでした。



 静けさが戻った2日の午後、ちゅーなり(人馴れ)したやまんし(イノシシ)が車道まで出てきて、片づけ作業をしているそばで様子を見ていた。





 N1やN4のゲート、フェンスの向こうには、1日から重機が置かれている。4日の午前10時に搬出されるとのことだが、7月の工事再開の前には、沖縄防衛局は隙をついて搬入を図ってくる。それを許さないためにも、高江の工事に反対する世論を大きく作り出していくことが重要になる。また、沖縄防衛局はヘリパッド建設工事への反対運動をつぶすために弾圧を狙っている。それを跳ね返す力を強めたい。



 抗議行動の合間には、おにぎりやぜんざい、タンカン、お菓子などいろいろな差し入れがあった。午前中激しく動き回ったときには、ほんとに助かった。深く感謝したい。

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